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体温は健康のバロメーター ~その9 体温上昇の恩恵 その2~

今回も体温上昇の恩恵について、書いていきたいと思います。


前回は体温上昇により、血行がよくなることで身体に様々な
好影響をもたらすことを書きました。


そんな体温上昇の恩恵として、もう1つお話しします。

「酵素の活性化」
「酵素」は私たちが生きていく上で欠かせないものであり、酵素は体温が
上がることで活性化されます。


体内の酵素が活性化すると、新陳代謝が活発になります。
すると、お肌がきれいになると同時に身体の中の細胞も新しくなるので、
身体全体に大きな効果をもたらします。

また体温が上がることで、自律神経の乱れも改善されてきます。
それに伴い、更年期障害にもよい影響が現れます。



ただし、こうした恩恵は体温が一瞬上がったというだけでは得られるものではなく、
あくまで恒常的に体温が上昇した場合に得られるものであると考えてください。




{関連記事はこちら}
[酵素の活性化について]
[新陳代謝には酵素が関係?]
[自律神経の乱れは低体温を招く?]



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同じカテゴリの記事

カラダスキャンでわかること ~体脂肪率と内臓脂肪レベル~


今回は「体脂肪率と内臓脂肪レベル」
について書いていきます。


まず初めに、体脂肪とは
身体に蓄えられた脂肪のことで、
エネルギーを貯蔵して体温を保つ
働きや、外部の衝撃などから内臓
を保護するなど様々な役割を
果たします。






そんな体脂肪は身体のどこについているかにより、
「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2つに分けられます。


「皮下脂肪」とは皮膚組織に蓄積される脂肪のことで、
お腹や二の腕、お尻や太ももなどにつきやすく、
一度つくと落ちにくいという特徴があるので、
プロポーションのくずれの原因にもなります。

また、病気とは直接的に関係が薄いとされていますが、
つきすぎてしまうと内臓を圧迫し、様々な合併症を
引き起こす可能性が指摘されています。.



「内臓脂肪」とは内臓の周りにつく脂肪のことで、
皮下脂肪と比較すると短期間で蓄積されやすい反面、
落ちやすいという特徴があります。


そして、内臓脂肪は血中に脂肪を増やして高脂血症を
生じさせたり、インスリンの働きを阻害して糖尿病の
原因となるなど、様々な病気の要因となります。


特に生活習慣病と関係が深いため、予防や改善のためには
内臓脂肪をいかに減らすかが大きなポイントとなります。






そして、「体脂肪率」とは体重のうち、体脂肪の重さ
が占める割合
のことを言います。

[体脂肪率の計算式]
体脂肪率(%)=(体脂肪の重さ(㎏)÷体重(㎏))×100



[体脂肪率の判定基準]
男性:高い→体脂肪率25%以上
   やや高い→体脂肪率20%以上~25%未満
   標準→体脂肪率10%以上~20%未満
   低い→体脂肪率10%未満

女性:高い→体脂肪率35%以上
   やや高い→体脂肪率30%以上~35%未満
   標準→体脂肪率20%以上~30%未満
   低い→体脂肪率20%未満



※男性と女性では体脂肪のつき方が違うため、
 判定基準の数値が異なります。




「内臓脂肪レベル」は、腹部CTスキャン画像に
おける内臓脂肪面積の大小を30段階にレベル化
したものであり、推定式により算出されます。


もう少し簡単に説明すると、人間をお腹で輪切りに
した場合、その断面に内臓脂肪面積がどのくらい
あるのかを推定しているということです。

このレべル値が大きいほど、内臓脂肪面積が大きい
ことを意味し、内臓脂肪が多いということになります。

そして、この内臓脂肪レベルが「10以上」になると
生活習慣病の危険性上昇のおそれがあります。




対症療法では病気は治らない? ~体温を上げて、免疫力を高めること~

今回は病気の治療の考え方について、少し書いていきたいと思います。






現代医学は、西洋医学の考え方を基に急速に発達していきました。

その西洋医学を全て否定するというわけではありませんが、
病気の本質を見ずに、現れた症状だけ対処する「対症療法」
では私たちの健康維持や病気治療の根本的な解決にはならない
のではないかと考えます。

西洋医学では病気から身を守ろうとする際、私たちが備えて
いる「免疫」の能力に対して、あまり考えていないことに
その原因があります。




一方、東洋医学では私たちが病気になることや病気が治る
ことも、根本的には私たちの身体の「免疫力」が関わって
いるものと考えます。

私たち人間は「免疫」という自分自身で身体をメンテナンス
することができる素晴らしい能力を備えており、その能力を
十分に発揮できることで病気の予防や治癒に繋がります。

その免疫力と大きく関わっているものが「体温」です。
簡単に言ってしまうと、体温を上げれば免疫力は高まり、
体温が下がれば免疫力は低下します。



この視点に立って考えてみると、病気の発症やその治療法
が自然と見えてくると思います。


現代医療は解熱剤や抗がん剤、
ステロイド剤などの薬で治療し、
その症状に対して効果を発揮
しますが、これらの薬はそれと
同時に交感神経を刺激して免疫力
を低下させてしまいます。



免疫力の低下に伴い、他の病気の発症のリスクが高まったり、
治癒に時間がかかったりすることが考えられ、結局のところ
病気の根本的な解決にはならないのです。



病気の要因を取り除き、病そのものを治していくためには、
体温を上げて自身の免疫力を高めることが大事なこと
と言えます。







{関連記事はこちら}
[低体温の状態が病気になるわけとは?]
[健康のためには体温を上げること?]
[体温上昇により免疫力が高まる理由1とは?]
[体温上昇により免疫力が高まる理由2とは?]
[薬が毒になる危険性とは?]

発熱は身体のメンテナンスを行っている? ~熱が出る意味とは?~

今回は「発熱」について書いていきたいと思います。





発熱は多くの方が経験した
ことのあるものであり、
風邪やインフルエンザなど
にかかったりすることで
場合によっては40℃近い
                                                       高熱が出ます。

高熱が出ると、身体の倦怠感や節々の痛みなどが現れ、
とても辛く感じます。

多くの方は熱が出た場合、解熱剤などで熱を下げよう
としますが、そうした方法ではかえって病気は治り
にくくなってしまうのです。







では、薬を飲むことで
病気が治りにくくなる
とは一体どういうこと
なのでしょうか?




本題の前に、「身体の免疫機能」について少し
思い出してみて下さい。

私たちの身体をウイルスや細菌から守る免疫に関わる
ものとして「白血球」があります。
その白血球の分類として、リンパ球・顆粒球・マクロファージ
などがあります。


これらは自律神経の働きによって割合が多少変化します。

ごく簡単に説明すると、リンパ球は副交感神経の支配を受け、
顆粒球は交感神経の支配を受けています。


交感神経が優位にあるときは、細菌などが身体に侵入
しやすいので顆粒球を増やし、その侵入に備えています。

副交感神経が優位にあるときは、消化や代謝の過程で身体に
不都合な物質を処理するために、リンパ球を増やしています。



交感神経優位の状態が続くと、リンパ球の割合が減り、
身体は低体温になってしまいます。


低体温の状態は身体の免疫力が低下してしまうので、
体温を上昇させることが重要になってきます。

そして体温が高くなれば、リンパ球の数が増えて
免疫力も高まってきます。



つまり、風邪などの状態はリンパ球が減って、免疫力が低下
しているため、身体は体温を上げてリンパ球を増やし、病原体
と戦おうとするというのが「発熱」のメカニズムなのです。


病気のとき、身体はアンバランスな状態になっているため、
そのバランスを取り戻そうとします。

そのため「発熱」はバランスを崩した体内をメンテナンス
している
ものと考えることができます。




話を本題に戻します。

身体は発熱することで風邪の細菌やウイルスを退治しよう
としているため、わざわざ薬によって解熱してしまっては
かえって治りが悪くなってしまうというわけなのです。


そのため多少の熱では薬は使用せずに、身体を十分に休めて、
発熱でリンパ球を増やして免疫機能によって、自然に治すと
いうことがベストの治療法
と考えられます。








身体の調子は自律神経次第? ~自律神経のバランスが大事~

今回は「自律神経」について書いていきます。




まず初めに私たち人間は恒温動物ゆえ、常に体温調整を
行っています。

例えば、暑い日には身体は汗をかくことで気化熱を放出し、
体温が必要以上に上がらないようにします。
逆に寒い日には肌や血管を収縮させることで、できる限り
熱が外に出ることを防いでいます。

そんな体温コントロールを担っているものが、「自律神経」
なのです。



自律神経とは簡単に言うと、「無意識のうちに体内の様々な
機能の調整を行っている神経」
のことを言います。

その自律神経は「交感神経」「副交感神経」に分けられ、
この2つが交互にバランスよく働くことで、体内環境が保た
れているのです。


◎交感神経:働いているときや運動しているときなど、
      身体が活動時のときに働きます。

◎副交感神経:睡眠やリラックス、食事のときなど、
       身体が休息時のときに働きます。




先ほど説明したように自律神経は、心臓や血管など意識的
に動かすことのできない働きを調整して、血圧や血流など
を支配しています。

血液は全身を巡って、体温を維持するためのエネルギーを
もたらしています。


例えば、食事をすると消化・分解された栄養素が肝臓に
運ばれ、エネルギーに変換されて、血液がそのエネルギー
を全身の細胞に分配するのです。
他にも、運動による熱エネルギーの分配などがあります。



裏を返せば、何かしらの原因により血流が途絶えてしまうと、
血液が身体に十分供給されず、その結果体温が下がってしまう
というわけなのです。


そんな血流が途絶えてしまう原因の1つとして、
「交感神経の緊張」
が挙げられます。

●具体例:睡眠不足でも仕事を続けているという状態。

通常、交感神経が働いた後は副交感神経が働き、
身体はバランスを保ちます。
しかし、上記の状態では副交感神経が働く余裕がないため、
身体は交感神経の緊張状態が続いてしまうのです。

交感神経は血管の収縮作用の働きをするので、
こうした緊張状態では血管が細くなります。
細い血管では流れる血液の量が少なくなるため、
全身の血液循環量が減ることで体温も下がってしまうのです。



すると、常に副交感神経を優位に働かせればよいのではないか?
という疑問が生まれます。

この問いの答えは「NO」です。

確かに副交感神経は血管の拡張作用の働きをするので、
血流が良くなります。
しかし、拡張作用が続くことで血管内の血液はスムーズに
流れなくなり、結果として血液の流れは悪くなってしまいます。



つまり先ほど説明した通り、
交感神経・副交感神経のどちらかに
極度に優位になってしまうことは、
身体のバランスが崩れてしまい、

低体温状態を引き起こし、様々な
病気を招いてしまいます。



しかし、反対に考えてみると交感神経・副交感神経のどちらに
偏ってしまっているのかが分かれば、その偏りを正すことにより、
病気の改善に繋がるというわけです。










{関連記事はこちら}
[自律神経と生活リズムの関係性とは?]
[交感神経過剰による低体温とは?]
[副交感神経過剰による低体温とは?]




冷え性は病気ではない? ~冷えを軽視しないこと~

今回は現代人の病気とも言われている「冷え性」に
ついて書いていきたいと思います。





「冷え性」はいまや女性だけでなく、男性も感じている
方が多くいらっしゃる大きな問題の1つです。


ある調査結果によると、「夏でも冷え性を感じますか?」
という質問に対して、実に女性の約半数の方が「感じる」
と答えたそうです。
特に20~30歳代の方は6~7割の方が冷えを感じている
のが現状です。



「冷える」ことは、言い方を変えると「身体の深部の体温を
下げないための防御反応」
と言えるでしょう。

私たち人間は冷気に触れる環境下では、身体の表面の血管を
収縮させて、毛穴も閉じることで、身体の放熱をできる限り
抑えて、深部の体温を維持しているのです。

こうした身体の反応がいわゆる「冷え性」として感じるのです。


このような身体の調整は自律神経が行っていますが、常に強い
冷気にされされてしまっていると、自律神経が過敏に反応する
ようになり、少しの寒さでも強い冷えを感じるようになって
しまいます。





そんな「冷え」は身体に良くないということは多くの方が
知っています。

しかし、冷えに悩んで病院に行っても、その悩みはまず解決
されないことがほとんどです。

なぜなら、現代医療の考え方は冷えを病気として見ていない
からなのです。

現代医療は西洋医学を基本とする考え方であり、「冷え」に
対してあまり重要視されていないことが現状です。


一方、東洋医学の考え方は「冷え」は健康を損ねる可能性のある
重要な症状として注目しています。


東洋医学の考え方を簡単に説明すると、身体が冷えることで病気
になり、身体を温めることで病気は改善されて、その結果として
健康を維持できる
という考え方です。




「冷えは万病の元」とも
言われているぐらいに、
身体に深刻な影響を与え
かねません。


「冷え」を決して軽く考えずに、できる限り身体を冷やさない・
常に身体を温める
ということが大事なことです。


きばこ酵素風呂

お電話でご予約下さい!

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住所
神奈川県横浜市港北区鳥山町387-2
定休日
不定休
営業時間
11:00~最終入酵 18:00
(短縮営業日あり)
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