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ブログ 食事: 2020年7月

身体にいいものも、食べ過ぎれば害になる?

今回は「身体にいいものも、食べ過ぎれば害になる?」というテーマです。






ガンや生活習慣病、アレルギーなどが増加した原因は、
「肉食」「過食」が関係しています。

動物性食品は良質のタンパク質供給源であるため、肉や牛乳、
乳製品などを積極的に摂りましょうと、現代栄養学は勧めてきました。

しかし、これらの食品には脂肪も多く含まれており、脂肪の
取り過ぎが大腸ガンの発生に関係していると考えられています。


「肉食」について現代栄養学を専門とする人たちが、肉食の害に
ついて認識しているかというと、大半の方はやはり動物性食品の
効用を積極的に説くだけに過ぎません。
そのため、動物性食品はもちろんのこと、どういう種類の食品で
あれど食べ過ぎれば身体に害となり、健康を損なう原因になると
いう認識は欠けていると思われます。


大事なことは、身体によい食品であったとしても、
やはり食べ過ぎは害になる
ということです。









{関連記事はこちら}
[過食による消化不良に注意]
[身体にやさしい食事を心掛けましょう]

現代栄養学が肥満と病気を作り出した?

今回は「現代栄養学が肥満と病気を作り出した?」というテーマです。






現代栄養学の考え方が一般に浸透してきたのが、昭和40年代(1965年以降)
あたりとされ、当時の一般向け健康書を見ると肉体労働の人は1日4000kcal
を摂取した方がいいなどという専門家の見解が紹介されていました。
その計算は1日に2000kcal以上も消費するので、4000kcalくらい摂取しても
問題ないという極めて単純な計算式に基づいています。

その結果として、この頃から肥満や糖尿病をはじめ、ガンや脳梗塞、
心筋梗塞などの生活習慣病が増加してきました。




また、現代栄養学はバランスの取れた栄養の必要性を強調しています。

例えば、タンパク質は動物性食品と植物性食品を合わせて1日に70〜80g、
脂肪は1日に50g、炭水化物は1日に150gといった具合です。

タンパク質については、植物性タンパク質のみでは不十分だからと
動物性タンパク質も摂るように勧めています。
他にも、ビタミンやミネラル類も各種摂るように示しています。

このように、カロリー・栄養ともに積極的に摂ることを勧めています。


そのため、食べ過ぎの傾向は改まらず、その影響としての生活習慣病
も減らない
というわけなのです。





午前中は胃腸にとっては排泄の時間

朝食を食べることが、健康にとって良くない理由として、
その時間帯が「排泄の時間」であることが挙げられます。






1日の内で午前中は「老廃物を排泄して、胃腸を休ませるべきとき」
であり、その時間帯に食べるということは排泄にブレーキをかける
ことになります。


その根拠として、モチリンというホルモンの分泌が挙げられます。

空腹になると腸は蠕動運動を亢進させて、モチリンと呼ばれる
消化管ホルモンが出てきます。

この物質は腸の運動を活発にして、腸管内に残っている内容物を
排泄するために分泌されるものです。

モチリンは通常、空腹が8時間続くと出てきますが、食事の量が
多いと分泌されるまでの時間が長くかかります。

つまり、過食気味の方や夜食の習慣のある方などは、
身体が消化活動をすることで精一杯となり、排泄の働きまで
手が回らないということです。


現代医学は出す(排泄)ということを、おろそかにしています。
朝食必要派は摂取することの利点や重要性は強調しますが、
排泄に関しては一切触れていません。





では、朝食を摂り、排泄を疎かにした生活を続けていると
どうなるのでしょうか?

胃腸は体調の良し悪しの大本と言えます。
朝食を摂る習慣を長年続けていると、排泄すべき時間帯に
胃腸に余計な負担をかけることになります。


それは結果的に胃腸の働きを弱めてしまい、
老廃物を溜め込む原因となります。


そして、そのことが肝臓や腎臓などの他の臓器へも、
悪い影響を及ぼし、やがて様々な不調や病気に見舞われるのです。






朝食を抜くと脳は働かない?

今回は「朝食を抜くと脳は働かない?」というテーマです。






前回の話では朝食を食べる・食べないの影響は同じ条件のもとで
比較をしなければ、正確な結論は出せないということでした。


では、仮に同じ条件のもとで「朝食を食べる派」と
「朝食を食べない派」に分けて実験したらどうなるでしょうか?

普段、朝食を食べている人がいきなり朝食を抜いて
このような実験をしたら、頭がボーッとしたり、
身体に力が入らなかったりするでしょう。
こうした感覚や体験などが朝食必要論を擁護することに
なっていると思われます。



しかし、脳のブドウ糖が足りないからよくないという考え方
はいささか早計ではないのでしょうか?


というのも、脳はブドウ糖をエネルギー源として使いますが、
食事を抜くと脳は別の物質をエネルギー源として使うことが
わかっています。


その研究では、「断食中に脳が何をエネルギー源として使うか?」
ということが行われました。

その結果として、β-ヒドロキシ酪酸が50%、α-アミノ窒素と
アセト酢酸がそれぞれ10%ずつで、ブドウ糖は全体の30%に
過ぎなかったというのです。


脳はこうしたエネルギーの使い方をするので、朝食を食べなくても
本来的には脳へのエネルギーは不足しないというわけです。


朝食を食べないと元気が出ないという考え方も、
実際に朝食抜きを実践したことがないゆえです。

はじめのうちは力が出ないように感じるでしょうが、朝食抜きの
1日2食を1〜2ヶ月も続けていくと空腹を感じなくなってきます。





朝食をとることが当たり前ではない?

前回、現代栄養学の考え方として「朝食はとらなければならない」
ということをお伝えしました。

朝食は健康にとって必要という考え方が医学や栄養学の世界では
主流であり、大勢を占めています。

そのため、朝食はとらなければならないとの考え方が世間一般に
広く浸透していると考えられます。




学生を対象にしたある調査では「朝食をとった学生」と
「朝食を抜いた学生」に分けたところ、朝食を抜いた学生は
成績が悪いという結果が出ました。

朝食を抜いた学生の成績が悪い理由を、「脳のエネルギー源で
あるブドウ糖が行き渡らないために思考力や活動が低下する」

と説明しています。

脳は体重の約2%の重量であり、身体の全消費エネルギーの
18〜20%を必要とし、エネルギーを非常によく使う臓器です。
そして、そのエネルギー源は100%がブドウ糖です。



これを踏まえて、理論づけすると次のようになります。

1日の消費カロリーを2400kcalと仮定し、その20%(480kcal)を
ブドウ糖で補給するとすれば、1日120gのブドウ糖(1g=4kcalに相当)
が必要になります。
もし、夕食でブドウ糖を60g補給できたとしても、
夜眠っている間にそれを全部使ってしまうので、
朝起きた時にはブドウ糖は無くなっています。

そのため、朝食はとらないといけないということになり、
とらなければ脳へのエネルギーの供給が不足し、脳の働きが
低下するため、仕事や勉強の能率も下がるというのです。



しかし、この調査には落とし穴があると指摘されます。
例えば、現在の一般的な状況では朝食をとる学生の方が、
とらない学生よりも規則正しい生活を送り、真面目に
勉強しているとも解釈できるでしょう。
 
但し、朝食をとる・とらないが成績に反映するかどうかは、
生活全般に渡って同じ条件のもとで比較をしない限り、
正確な結論を出すことはできないでしょう。




こうしたことから、朝食をとることは当たり前という考え方
はいささか疑問と言えます。

また、前回も少し書きましたが朝食をとるということは
人間の生理リズムに反するため、朝食は不要と考えます。









{関連記事はこちら}
[朝食は摂らないほうがいい?]
[白湯のすすめ]




食べることのみを重視する現代栄養学

今回は「食べることのみを重視する現代栄養学」というテーマです。






現代栄養学はプラスの栄養学であり、
摂取することのみを重視しています。


その考え方は、1日のカロリーや栄養素を基準値まで摂取して、
さらに朝食は必ず摂るべきとしています。



しかし、本当にそれが良いことなのでしょうか?

酵素栄養学では、しっかり朝食を摂ることは不健康や
病気をもたらすおそれがあると考えます。


その理由として、人間には生理リズムというものが存在し、
朝食を食べることは
そのリズムに反することであるため、その
結果として身体は老廃物を排泄することができなくなり、
身体の不調を招くからです。










{関連記事はこちら}
[朝食は摂らない方がいい?]
[生理リズムの3つの時間帯とは?]

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