ブログ

1つの食事内容にこだわりすぎるのもよくない ~何事もバランスが大事~

今回は「食事のバランス」について書いていきます。


酵素栄養学ではこれまで生野菜や果物など酵素が含まれる「生」の食材を
食事の中で摂り入れるという事が大事
だと書いてきました。

しかし極端な話、毎日の食事を生野菜や果物など「生」の食材だけにするというのは
食事のレパートリーも限られ、全ての方ができるということではないと思います。

また菜食のみの食事だけでは動物性食品にしか含まれない栄養素を摂ることが
できなくなるという事態が生じたり、加熱食のみの食事だけでは酵素不足の事態を招きます。


つまり何が言いたいのかというと、1つの食事方法にこだわらずバランスの良い食事を
摂ることを意識することが重要
だということです。
もちろん酵素を摂り入れた「生」の食事は大事ですが、中には加熱調理をした方が
栄養価が高くなる食材もあります。

例えば大根やシイタケなどは生よりも干したものの方が繊維やミネラルが豊富なので、
干しシイタケや切り干し大根を煮たものは生と比較すると栄養素が高いです。
また他の野菜にも言えることなのですが、煮ることにより咀嚼などでは壊れない野菜の
細胞膜が破壊されることで栄養素がしっかり摂れるということも利点です。




これらのことから「生」の食材はもちろんのこと、
煮野菜や少量の動物性食品などを適宜

摂り入れる食事が望ましいと思われます。

目安としては生野菜や果物など「生」の食材を60~70%、
煮野菜を中心とした加熱料理を30~40%程の割合の
食事を意識すると良いでしょう。





過去の記事

全て見る