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心得13 軽い風邪で抗生物質を出す医者を信用するな ~その②40度まで上がっても脳に影響はない?~

今回は「体温が40度まで上がっても脳に影響はない?」
というテーマです。






風邪などで高熱が出たとき、40度近くまで上がったことが
ある方は少なくないと思います。

そんな高熱で、脳もやられてしまうのではないかと思う方
もいると思います。

しかし、熱が40度まで上がったとしても熱で脳をやられる
心配はありません。

逆に解熱剤の副作用による脳症や死のリスクを考えると、
できるだけ解熱剤は避けた方が賢明です。



熱が上がっていく段階では、温かい飲み物をたっぷり飲み、
布団を多めにかけて、どんどん汗をかくという昔ながらの
方法が理に適っています。

高熱が出て辛い場合は、水枕や冷たいタオルで身体を拭く
など、物理的に冷やすことをおすすめします。


また抗生物質はウイルスに対しては無効であり、耐性菌
などの厄介な問題を起こします。

そのため、軽い風邪なのに抗生物質を処方するような医者
には注意が必要です。

風邪を早く治す方法は薬を飲むのではなく、身体を温かくして、
ゆっくり休むこと
が一番なのです。








<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム

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