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40歳以上の女性は、ウォーキングと筋肉強化で健康寿命が延びる

今回は「40歳以上の女性は、ウォーキングと筋肉強化で健康寿命が延びる」というテーマです。
 
 
「ロコモ」のお話です。
正式名称「ロコモティブ・シンドローム」、これはサルコペニアと言い、筋肉が弱くなって、減ってしまっている状態を指します。
 
サルコ=筋肉
ペニア=減弱、弱くなる
という意味です。
 
実はロコモが現代人にとって、大きな問題になっており、日本人の40歳以上の女性に筋肉が少ない人が増えているのです。
なぜなら、日常の運動不足などにより、筋肉が著しく減ってきているからです。
 
そして、今の日本の女性を調べてみると肥満者が減っています。
これは、ダイエットや体型を気にするあまりに、ろくなものを食べておらず、カルシウムやタンパク質などの栄養素も不十分であるためです。
 それに対して、男性はメタボが増えているという現状です。
 
 
そうすると、今後予想される由々しきシナリオとしては、奥さんの長寿者は増えるが、栄養不足で認知症や筋肉不足から寝たきりになり、旦那さんはメタボで早く死ぬ。
よって、奥さんはひとりぼっちの要介護状態になってしまう。
つまり、女性は長生きはするが、健康寿命が短くなってしまうということです。
 
よって、私たち人間は運動不足ではいけないということです。
そのために、運動器官の機能上昇のため(ロコモ予防のため)の努力をしなくてはなりません。
若い頃からよく歩くことと、マイルドな足腰の筋肉トレーニングに勤しむ必要があります。
40〜50歳からの努力が、後になって効いてきます。
若い頃からのリスクマネジメントが大切なのです。



<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

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