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体温は健康のバロメーター ~その7 免疫力が高まる理由とは?~

前回、体温が上がれば免疫力が格段に高まり、逆に体温が下がれば
著しく低下してしまうという体温と免疫の関係性について書いていきました。



では、なぜ体温が高いと免疫力は高まるのでしょうか?
理由としては大きく2つあります。

まず「血液の流れが良くなる」ということが挙げられます。
血流が良くなると免疫力が高まるのは、免疫機能を持った白血球が
血液の中に存在しているためです。


血液の働きとしては2つあり、身体中の細胞に栄養や酸素を送り届け、
代わりに老廃物を持ち帰る働き
免疫機能としての働きがあります。


先ほど名前の出た、白血球は血液を介して身体の中を巡る中で、
身体の中に異物が侵入してきていないかをパトロールする働きがあります。
そして異物を発見すると素早く対処して、他の白血球の応援を呼びかけます。


このような白血球の働きによって、私たちの身体は侵入してきた細菌や
ウイルスを駆除し、身体の健康を保っているのです。



しかし、このとき血液の流れが悪いとどうなるのでしょうか?
白血球は先ほどお話ししたように血液中に存在しています。
そのため血流が悪いと細菌やウイルスなどの異物対処に遅れが出たり、
応援の呼びかけにも反応が遅くなるなどその働きは低下してしまいます。




そして細菌やウイルスなどの異物駆除に
必要な白血球が足りなければ、身体の
免疫機能が負けてしまうことにより、
病に侵されるおそれが生じます。




そのようなことにならないために、体温を上げて血流を良くするということが
とても大事なことと言えます。





もう1つの理由は次回に書いていきたいと思います。

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