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睡眠時に気を付けて頂きたいこと。 ~その1 明かりをつけたまま眠らないこと~

睡眠は健康を維持するうえで、とても大事であることは
ご存じかと思われますが、その睡眠時に気を付けて頂き
たいことを2点書いていきたいと思います。
2つとも当たり前のことと思われるかもしれませんが、
睡眠において大事なことなので、ぜひ読んでみて下さい。

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1つ目の注意点とは、明かりを
つけたまま眠る
ということです。
これは脳にとって、とても負担
のかかることなので可能な限り
控えるようにしましょう。



明かりがついていても目を閉じていれば問題ないと思う方
もいると思いますが、実は私たちは目を閉じていても目の
奥にある網膜というところで光を感知しているのです。


この網膜が光を感知しなくなることにより、脳の松果体と
いうところから睡眠を促す作用のあるメラトニンという
ホルモンが分泌されるのです。


そのため、明るいところで寝てしまうと網膜が光を感知し、
脳に正しい情報が送られないことでメラトニンが分泌され
ないために、睡眠の質が低下してしまうのです。


このような状態は睡眠の質の低下だけでなく、身体が活動
する時なのか、休息する時なのかという体内リズムが崩れて
しまうというおそれも生じてくるため、身体にとって大きな
負担となります。


なお、網膜はわずかな光でも感知するため、常夜灯などの
光でもメラトニンの分泌に影響を及ぼします。

そのため、夜は真っ暗な状態で眠ることが理想です。



しかし、中には仕事の都合で夜以外の時間帯に、睡眠を
取らざるを得ない方もいらっしゃいます。

そういった方は、できる限り網膜に光が届かないように
工夫をして眠るようにすると良いでしょう。
例えば、遮光のカーテンやアイマスクを使用するなどして、
なるべく暗い状況にすることが効果的です。


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