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熟した果物は消化を助けてくれる?

今回は「熟した果物は消化を助けてくれる?」というテーマです。






果物はそれ自体でも美味しく食べることが出来ますが、熟すと果実が柔らかくなり、甘味が増したりとさらに美味しくなります。



今回はそんな果物の中でバナナを例に紹介したいと思います。

バナナは酵素も栄養も豊富に含まれている、優秀な生の食べ物です。



そんなバナナですが、皮が黒く変色してしまった経験はないでしょうか?

一見すると、腐ってしまってもう食べられないと思い、捨ててしまうという方もいます。

しかし、これは間違いでバナナは皮が黒く変色したくらいが食べ時なのです。


なぜなら、生の食べ物には食物酵素が含まれており、これは食べ物自体を事前に消化する働きがあります。
この消化の働きが発酵であり、この状態を一般的に「熟す」と言えます。
そして、この状態のバナナが優れものなのです。

熟したバナナは存在する炭水化物の3分の1ほどが、グルコースという最小の単位に変化しています。
それはつまり、事前消化が半分近く終わっているので、とても消化に良い食べ物となっているのです。


もちろん、黄色や緑色の皮のバナナにも酵素が存在しているので、消化に問題はありませんが、熟すことでさらに消化に適した食べ物へと変化するのです。

その結果として、身体の消化活動への負担も少なくなり、体内酵素の温存にも繋がるのです。



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