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貧血薬の鉄剤を飲むと、身体がサビて老化する?

今回は「貧血薬の鉄剤を飲むと、身体がサビて老化する?」というテーマです。

 

 

胃炎を改善すると、鉄の吸収率がアップし、貧血の治療をしなくても済むようになる例があります。

というのも、ピロリ菌が鉄を食べて横取りしているからです。

 

女性には生理があり、毎月経血として大量の血液が失われます。

その結果、鉄が不足し貧血が起こる「鉄欠乏性貧血」が生じることがあるため、鉄剤を長いこと飲んでいる女性も多くいます。

 

しかし、アンチエイジングの立場からすると、鉄剤を過剰気味に摂ると、身体を老化させることがわかっています。

鉄は大変サビやすく、フリーラジカルという活性酸素のもとになり、身体をサビつかせてしまうのです。

 

また、鉄はガンを作るもとになります。

ガン細胞は鉄を取り込みますので、ガン患者さんは鉄の制限が必要であり、必要以上に摂り過ぎないことです。




<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

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