ブログ

酵素栄養学とは? ~消化酵素の使い方次第で健康が左右される?~

前回の話で「消化酵素」を使いすぎることで「代謝酵素」が不足すると、
病気になりやすくなったり老化が進むということをお話ししました。

では、「消化酵素」を浪費せずに節約するにはどうすればいいのでしょうか?
ポイントとしては3点です。
①酵素の存在する食物(生野菜・果物などの「生」の食材や発酵食品)を多く摂ること。
②少食を心掛けること。
③酵素を減らす食生活をしないこと。



①は酵素の分類の話で少し書きましたが、
「生」の食材や発酵食品には「食物酵素」が
含まれており、食物自身で消化行為を行うため、
その分消化酵素を節約できます。




②は「食べ過ぎは身体に毒」という言葉もあるように、
やはり食べ過ぎてしまうと食物の消化に酵素が大量に
使われてしまうので、腹八分ぐらいに抑えるとよいでしょう。








③は酵素は「生」の食材に含まれ、加熱食には含まれません。
また、加熱食は酵素を多く消費するため、加熱食中心の
食事にならないように注意しましょう。

他にも、スナック菓子や清涼飲料水などの食品には
質の悪い油脂や多量の砂糖が使用されており、
酵素の浪費になるため過剰摂取は避けましょう。



人間の身体にある「潜在酵素」のうち、生命活動に必要な「代謝酵素」よりも
消化活動に使われる「消化酵素」の方が優先して使われます。

このため、上記のポイントを参考に消化酵素を節約する食生活を
心掛けると、代謝酵素が十分な状態になるので免疫力も上がり、
病気にもなりにくい身体になっていきます。
逆に、消化酵素を無駄に消費する生活を続けていると消化不良に
陥りやすくなり、腸内に悪玉菌が増加します。
この影響で免疫力が下がり、病原菌も体内に侵入しやすくなることで
病気になりやすい身体になってしまいます。



過去の記事

全て見る