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ファスティングにおける「補食」とは?

前回、ファスティング・デトックスプログラムについての記事を
書いた際に「補食」という言葉が出てきました。

実は「補食」はファスティングにおいて非常に重要なことであり、
これをしっかり行えるかどうかで、効果や結果が異なってきます。

「補食」とは、ファスティングによる断食から普通食に戻していくまでの食事のことを言います。

なぜ「補食」が必要なのか?
それは断食により臓器の活動が休止状態になるため、
そこに今までと同じような食事を摂ってしまうと、臓器は
消化のための準備がまだできていないために消化器官
に大きな負担がかかります。
また断食により身体が飢餓状態にあるため、栄養を
必要以上に吸収しようとするので普段の食事のつもりで
食べてしまうと逆に太ってしまうことがあります。
                 このようなことから「補食」というものが必要なのです。


では「補食」とはどのようなものなのでしょうか?
断食明けの食事は、消化の良いお粥や味噌汁などから始めます。
但し、消化が良いからといって食べ過ぎてしまうと消化器官に
負担がかかるので、食べ過ぎないように注意しましょう。

消化器官の働きが少しずつ戻り始めたら、豆腐や豆乳などの豆類・
わかめやひじきといった海藻類・大根やさつまいもなどの野菜など

を少しずつ食べましょう。
なお、固形物などの消化が悪いものや味の濃いものは避けましょう。
具体的には肉や魚、卵などの動物性タンパク質・パンなどの小麦製品・
揚げ物などの油分の多い食べ物・コーヒーなどのカフェインの含まれるもの・
菓子類など
が挙げられます。

つまり、ファスティングを行った際には必ず「補食」の期間を作ってください。
これを行わなければせっかくのファスティングも失敗に終わったり、更には
逆効果の恐れもありますので注意してください。


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