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消化不良の原因  ⑨アルコール、タバコの喫煙、ストレス ~タバコによる身体への影響~

今回から「タバコ」について書いていきます。


突然ですがタバコ、つまり喫煙によって影響を及ぼす器官といえば何でしょう?
まずは肺などの心肺機能に関わる器官と考えると思います。
確かに心肺機能にも大きな影響を及ぼしますが、実はそれ以外にも
影響が及んでいる器官があります。
それは「消化器官」です。
タバコに含まれる有害物質ニコチンには、自律神経のうち交感神経を
緊張させる作用があり、この作用により血管が収縮し、血流量が低下します。

他にもタバコから発生する有害物質である一酸化炭素血液中に取り込まれると
酸素の200倍以上の速さで赤血球にあるヘモグロビンと結合してしまうため、
酸素が身体に十分に供給されないことで酸欠状態になってしまいます。



これらのことから胃粘膜を分泌する器官に対して機能の低下を招き、粘膜の分泌不良を引き起こします。
そして胃の消化機能が低下することで消化不良へと繋がるのです。



タバコに関しては以前、「冷えの原因」についての記事でも少し書いてあるので、
そちらもぜひご覧になってみてください。
◎関連記事はこちら→[冷えの原因 タバコについて]


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