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冷え性は病気ではない? ~冷えを軽視しないこと~

今回は現代人の病気とも言われている「冷え性」に
ついて書いていきたいと思います。





「冷え性」はいまや女性だけでなく、男性も感じている
方が多くいらっしゃる大きな問題の1つです。


ある調査結果によると、「夏でも冷え性を感じますか?」
という質問に対して、実に女性の約半数の方が「感じる」
と答えたそうです。
特に20~30歳代の方は6~7割の方が冷えを感じている
のが現状です。



「冷える」ことは、言い方を変えると「身体の深部の体温を
下げないための防御反応」
と言えるでしょう。

私たち人間は冷気に触れる環境下では、身体の表面の血管を
収縮させて、毛穴も閉じることで、身体の放熱をできる限り
抑えて、深部の体温を維持しているのです。

こうした身体の反応がいわゆる「冷え性」として感じるのです。


このような身体の調整は自律神経が行っていますが、常に強い
冷気にされされてしまっていると、自律神経が過敏に反応する
ようになり、少しの寒さでも強い冷えを感じるようになって
しまいます。





そんな「冷え」は身体に良くないということは多くの方が
知っています。

しかし、冷えに悩んで病院に行っても、その悩みはまず解決
されないことがほとんどです。

なぜなら、現代医療の考え方は冷えを病気として見ていない
からなのです。

現代医療は西洋医学を基本とする考え方であり、「冷え」に
対してあまり重要視されていないことが現状です。


一方、東洋医学の考え方は「冷え」は健康を損ねる可能性のある
重要な症状として注目しています。


東洋医学の考え方を簡単に説明すると、身体が冷えることで病気
になり、身体を温めることで病気は改善されて、その結果として
健康を維持できる
という考え方です。




「冷えは万病の元」とも
言われているぐらいに、
身体に深刻な影響を与え
かねません。


「冷え」を決して軽く考えずに、できる限り身体を冷やさない・
常に身体を温める
ということが大事なことです。


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