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冷えの原因 ③冷暖房の環境 ~汗をかかないことの恐怖~

今回は冷えの原因の一つである「冷暖房」について書いていきます。


現代社会において、エアコンが普及して
オフィスなどの職場だけではなく、お店や
電車やバスなどの公共機関なども、
完備されつつあります。
こうした状況から、エアコンは私達の生活に
あって当たり前の環境になりつつあります。


では、そのような環境下で生活を続けていくと、
私たち人間の身体はどのようなことになっていく
のでしょうか?

当然の話ですが、1日中冷房の効いた室内にいると
ほとんど汗はかきません。
汗をかかない状態が続くと、身体の温度調節機能が
正常に働かなくなり、血管が収縮して血液の流れが
悪くなってきます。

前回の「運動不足」の記事の際にも、少し書きましたが
冷えの根本的原因血流の流れの悪さです。
                  こうして血流が悪くなることで、身体の変調により免疫力の
                                                 低下などから、病気や身体的不調になりやすくなります。


ということは、人間が汗をかくには理由があります。
人間は恒温動物であり、体温が一定に保たれています。
その体温が上がりすぎた時、汗をかくことにより汗による
気化熱で体内の熱を体外に出して体温を下げます。
しかし、汗をかかないでいると体温が下げられないので、
体内の熱がこもってしまい、熱中症などの症状を引き起こします。


また汗をかいた際には汗腺が開き、汗の質が変化します。
[汗の質についてはこちら]

冷えの緩和・改善には血流の流れを良くすることです。
それには身体の芯を温めなければなりません。
      [身体の芯を温めるには酵素風呂]

それと同時に身体を冷やさないことも重要です。
特に夏場は身体を冷やしやすいので注意が必要です。
例えば冷房の効いた室内に入る際には、上着(羽織るもの)を
持ち歩いたり、足首なども冷やさないように丈の長い靴下を
履いたりするだけで身体の冷えの程度が変わってきます。
また自宅ではエアコンの温度設定を下げ過ぎたりしないように
気をつけましょう。

関連として[靴下の重要性]
              [靴下の重要性2]         
              [靴下の重要性3]
      などもご覧になってみてください。



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