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ブログ 2019年5月
心得3 医者によく行く人ほど、早死にする ~その①医療に満足すると死亡率が高い?~
一見すると不思議なテーマです。
アメリカの医師会が出している有名な雑誌に2012年、
「満足の代償」という記事が載り、大きな反響を呼びました。
興味深いデータとして、医療保険に入っているアメリカ人5万人以上の
医療費と健康の関係を調べるため、5年がかりでリサーチしたところ、
驚きの結果が出たのです。
それは5万人が病院に行った回数は平均して年5回ぐらい。
そして1年間に受けた医療サービスに対する患者の「満足度」を、
①話を注意深く聞いてくれるか
②理解しやすい言葉で説明してくれるか
③患者自身が話したことを尊重してくれるか
④十分な時間をかけたか
⑤医療スタッフから受けたサービスは満足か
という5つの項目別に評価してもらいました。
当然のことながら、親切な病院や医者に恵まれて、丁寧な医療を
受けている人ほど満足度は高くなります。
このアンケートの結果を4ランクに分けたところ、満足度が一番高い
グループは一番低いグループよりも入院日数が9%多く、医療や薬に
使うお金も9%多いことがわかりました。
そして医療に満足している人は、身体に何かあると医者に診てもらい、
よく薬を飲んで、早めに入院していました。
ところが4~5年追跡したところ、満足度が一番高いグループは一番低い
グループに比べて、死亡率が26%も高かったというのです。
それは、病院や薬にたくさんお金を使い、長く入院するほど寿命が縮む
という不思議な結果であったのです。
<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム
(きばこ酵素風呂) 2019年5月27日 17:10
心得2 「老化現象ですよ」と言う医者は信用できる ~老化と病気を区別せよ~
1996年、厚生省(当時)は高血圧、高コレステロール血症(高脂血症)、糖尿病
などの呼び名をそれまでの「成人病」から「生活習慣病」に改めました。
簡単に言うと「生活態度が悪いから病気になる」ということです。
そして健康診断を義務化し、メタボは犯罪のように取り締まられ、血圧や
血糖値が「基準値」から外れると薬で数値を改善といった指導が、厳しく
行われるようになりました。
生活態度が原因というものもありますが、実は病気のおおもとの原因は
「老化」にあり、そこに薬などで抵抗してみても、川の流れに逆らう
ようなもので治せるものでもないのです。
そうした点では、「成人病」という表現の方が本質を突いているように
思えます。
「老化」とは細胞の遺伝子に傷がつき、それが蓄積されることで身体に
様々な障害を引き起こす肉体の変化のことです。
家や車など、年が経てば劣化してくることと同じで、人間の身体も年と
ともにあちこちガタが出てきます。
家や車は割と簡単に修理できますが、人間はリフォームや部品の取り替え
などそう簡単にはできるものではありません。
そうした意味で、「自然の摂理」と捉えて付き合うことが大事なことです。
そんな変化を不用意に薬で抑えてはいけないのです。
老化を抑えるポイントとしては、手や足、口や脳などをまめに動かして、
身体を錆びつかせないことです。
<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム
(きばこ酵素風呂) 2019年5月23日 19:24
心得1 「とりあえず病院へ」は医者の"おいしい"お客様 ~その②その医者は本当に親切なのか?~
患者はくしゃみや咳が出れば、病院で診察を受けに行きます。
そこで医者は「風邪気味」と聞くだけで、咳止め・熱さまし・
炎症止め・抗生物質など様々な薬を出します。
さらに、血圧や血糖値の数値を見て、次から次に検査を勧められる
こともあるでしょう。
そんな医者を「親切なお医者さん」とありがたがっていませんか?
毎年多くの方がインフルエンザのワクチンを打ち、健診やガン検診
なども律儀に受けています。
その健診で「血圧が高い」、「肺に影がある」などの診断を受ければ、
患者は言われるがままに薬を飲み、精密検査を受けています。
また、ガンと診断されると「手術、抗ガン剤、放射線」といった治療
を受け入れています。
医療の世界もビジネスの世界であり、医者にも生活があります。
乱暴な言い方をすれば、医者は病人をできるだけ増やして、病院に
通わせることで生活が成り立っているのです。
そんな医者の話にうまく乗せられてしまう方は、医者の”おいしい”
お客様というわけなのです。
そして、薬や治療を受け入れることは大事な時間とお金を費やして、
自身の命を縮めることになるおそれを知っておいて下さい。
<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム
(きばこ酵素風呂) 2019年5月20日 16:15
心得1 「とりあえず病院へ」は医者の"おいしい"お客様 ~その①コンビニ感覚で病院へ~
初回は「コンビニ感覚で病院へ」という話です。
ちょっと咳や熱が出ると「とりあえず病院へ」。
日本人には、このような方は意外と多いものです。
ではなぜ、日本人はこんなに病院が好きなのでしょう?
①真面目で心配性な国民であるから。
②健康保険証を使って、医療機関で全国一律の価格で診てもらえるから。
私たちは体調が悪くなったら、いつでも病院に行き、保険証を提示すれば
3割程度の自己負担で、必要な治療を受けることができます。
日本では、それは当然の権利として認められています。
しかし、世界の公的医療保険制度は国によって大きく異なります。
例えば、盲腸(急性虫垂炎)にかかった場合。
●日本では患者負担分も含めて、病院に入る医療費は病状に応じて30~40万円程度。
仮に自己負担が高額になっても、通常87000円を超えた分は高額療養費で肩代わりしてくれます。
●一方アメリカの約19000人の患者の医療費の中央値(金額順に並べた、真ん中の人の値)
は、盲腸で入院しただけで約270万円。
さらに最安値12万円~最高値1400万円以上と医療施設によって信じられないほどの格差
があります。
アメリカは国民皆保険制度ではないので、オバマ改革の前はアメリカ人の7人に1人は
無保険で、民間保険に入っていても「医療費の支払いに困ったことがある」という人
が全体の半数7300万人もいました。
その内3000万人が、取り立て会社の督促まで経験しているのです。
一方、日本の公的医療保険制度は2000年にWHO(世界保健機関)から「総合世界一」
とされ、OECD(経済協力開発機構)の評価も「日本の医療の充実度は先進国のトップレベル」。
それでいて医療費の対GDP(国内総生産)比は、同加盟国34か国の中で18番目という安さ。
日本では戦後一貫して低医療費政策をとっていて、医者は「薄利多売」状態。
欧米の医者が1日に診察する患者数は普通10~20人程度ですが、日本の医者は1日に
40~50人ほど診るのが普通であり、先進国の中ではクレイジーと言われる忙しさ
なのです。
それは患者側からすれば、コンビニ感覚で医者にかかれるという状態。
しかしそこが大きな落とし穴なのです。
<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム
(きばこ酵素風呂) 2019年5月13日 18:08
医者に殺されない47の心得 ~医療と薬を遠ざけて、元気に長生きする方法~
という書籍を紹介していきたいと思います。
著者は医師である近藤誠さんであり、自身が薬害の恐ろしさなどを
知ったことで、本書には無駄に苦しむだけの治療や、悲惨な医療死
から逃れる心得がまとめられています。
本書により、今まで「病気のことは医者を信じてお任せ」であった方も、
ここで発想を変えて「医者を疑い、自分で調べて考える」という癖を身に
付けることを推奨します。
そして、医者に殺されない方法をしっかり身に付け、
たった1つしかない自分の命を守って下さい。
詳しい内容に関しては次回以降、本書を引用してご紹介していきます。
(きばこ酵素風呂) 2019年5月 9日 16:35
カラダスキャンでわかること ~BMIと体脂肪率から見た分類~
今回はカラダスキャンでの
「BMIと体脂肪率」から
見た分類を参考程度ですが、
書いていきたいと思います。
分類としては大きく5つのタイプに分けることができます。
①「かくれ肥満」タイプ
BMI値:25未満、判定が低体重・普通体重
体脂肪率:男性が20%以上、女性が30%以上、判定がやや高い・高い
このタイプは体重は標準以下であっても、体脂肪の割合が多い方です。
脂肪が多いということは、その分筋肉や血液、骨などの割合が少ない
ということになり、身体の健康を害するおそれがあります。
また、見た目だけでは肥満とわかりにくく、本人にも自覚がないこと
が多いので、気を付ける必要があります。
運動不足や減量食などで極端なダイエットを繰り返したりすると、
食べる量自体は多くなくても、カロリーが脂肪に変わりやすい身体
になってしまっているため、運動の習慣化やバランスの良い食事を
心掛けることが大事なことです。
②「肥満」タイプ
BMI値:25以上、判定が肥満(1度)以上
体脂肪率:男性が20%以上、女性が30%以上、判定がやや高い・高い
このタイプは体重も体脂肪率も高い方です。
このままの生活を続けていると、生活習慣病につながるおそれがある
ため、体重を落とすとともに脂肪も減らす努力が必要となります。
過食や間食の癖、甘いものの摂りすぎ、過度な飲酒など、
まずは食生活を見直してみることが必要です。
運動習慣のない方は、いきなり動きの激しい運動を行うのではなく、
ウォーキングなどの軽い運動から行うようにしてみると良いでしょう。
③「かた太り」タイプ
BMI値:25以上、判定が肥満(1度)以上
体脂肪率:男性が20%未満、女性が30%未満、判定が低い・標準
このタイプは見た目は太目ですが、体脂肪は標準かそれ以下の方です。
アスリートなどのスポーツ選手や運動量の多い仕事をしている方
などに多いタイプです。
BMIは身長と体重の数値のみで求められるため、このタイプの方
は判定が肥満と出ることがありますが、現状は問題ありません。
但し、運動をやめた後も同じような食生活を続けてしまうと、
運動の消費カロリーよりも摂取カロリーの方が高くなりすぎて
しまいます。
そして運動をやめたことにより、これまで蓄えていた筋肉が減少し、
その代わりに脂肪が増加することで肥満になる可能性がありますので、
運動量が減った場合には食生活に一層注意する必要があります。
④「普通」タイプ
BMI値:18.5以上~25未満、判定が普通体重
体脂肪率:男性が20%未満、女性が30%未満、判定が低い・標準
このタイプは健康的でバランスのとれた身体の方です。
栄養バランスの良い食事と適度な運動を続け、現状維持を心掛けて下さい。
⑤「やせ」タイプ
BMI値:18.5未満、判定が低体重
体脂肪率:男性が20%未満、女性が30%未満、判定が低い・標準
このタイプは見た目が痩せている方が多いです。
今よりも体重を増やした方が健康的と言えるでしょう。
適度な脂肪も身体にとって必要なものなので、体脂肪率が
著しく低い方はカロリー摂取することを意識してみて下さい。
なお、体重増加には適度な運動もおすすめです。
運動による食欲増進や筋肉増強により、健康的に体重を
増やすことができます。
(きばこ酵素風呂) 2019年5月 6日 16:27
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