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消化不良の原因  ⑧酸化した油やトランス脂肪酸を使用した食品 ~その2 油の種類について~

前回のおさらいから書いていきます。

油(脂質)とは人間にとって必要な栄養素ですが、消化には多くの酵素を使うため、
「油の質」が大事になってきます。

「質の悪い油」を摂っていると、消化のための酵素がさらに多く使われてしまうため、
身体の消化と代謝のバランスが悪くなり、体調不良に陥ったり、病に侵されやすくなったりします。
そのようなことにならないために「質の良い油」を摂る必要があります。



ではまず油の種類についてから説明していきます。
種類としては大きく2つに分けられます。
飽和脂肪酸肉類や乳製品の脂肪に多く含まれており、
常温で固体の状態のものが多い。


不飽和脂肪酸魚類や植物油に多く含まれており、
常温で液体の状態のものが多い。




現代の食生活では「飽和脂肪酸」を摂りすぎの傾向にあり、これを摂りすぎると中性脂肪や
悪玉コレステロールが増加し、高脂血症や動脈硬化、心筋梗塞などの生活習慣病に繋がってきます。
逆に足りなくなってしまうと血管がもろくなってしまい、脳出血などのおそれが生じます。

摂取過多を防ぐにはお肉ばかり食べるのではなく、魚を摂り入れていくことが大事なことです。


そして「不飽和脂肪酸」はさらに分類されます。
一価不飽和脂肪酸:オレイン酸(オメガ9)
多価不飽和脂肪酸:α‐リノレン酸、DHA、EPAなど。(オメガ3)、リノール酸(オメガ6)


オメガ9オレイン酸が主な成分であり、具体的には
オリーブオイルや菜種油、紅花油などに含まれます。
この脂肪酸は酸化しにくい特徴を持つため、加熱による
酸化が少ない長所があります。

また、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを減らし、
動脈硬化予防に役立つ善玉コレステロールは減らさない働きがあります。



オメガ3α‐リノレン酸が主な成分であり、具体的には
亜麻仁油やえごま油などに含まれ、青魚などに含まれる
DHAEPAなどもこれに分類されます。
この脂肪酸は非常に酸化しやすい特徴を持つため、
加熱調理などにはあまり向いていません。

この脂肪酸はほとんどの方が不足しがちであり、積極的な
摂取が望ましいとされます。
働きとしては中性脂肪やコレステロール値の抑制、血流の改善、
                     免疫機能の向上、ガンの抑制、脳機能の改善など様々な効果があります。


オメガ6リノール酸が主な成分であり、具体的にはサラダ油や
ひまわり油、コーン油やごま油などに含まれます。

この脂肪酸はオメガ9系の油と同じように酸化しにくい特徴を持つため、
加熱調理に使いやすい油です。

ちなみに悪玉コレステロールを減らす働きを持っていますが、
摂取しすぎると善玉コレステロールも減らしてしまうため、生活習慣病など
のリスクが高まるとされています。

                                                  なお、リノール酸は揚げ物やドレッシングやソースといった調味料、
                                                  スナック菓子などに使われているサラダ油やごま油などに多く含まれて
                                                  いるため、知らず知らずのうちに摂取していることが多く現代の食生活では
                                                  過剰摂取の傾向にあります。


では「質の良い油」とはどのようなものなのでしょうか?
それはオメガ3脂肪酸であり、α‐リノレン酸やDHA、EPAを含む油です。
具体的には亜麻仁油・えごま油・青魚に含まれる魚油などです。
なお、オメガ3はオメガ6と補完しあう関係であるため、1:2~4のバランスで摂取することが重要とされています。

大事なことは、オメガ3脂肪酸の摂取に偏ることなくバランスよく他の脂肪酸も摂取することです。
そのためには肉・魚・卵・豆など各種摂ることで、各種脂肪酸のバランスが整います。
また魚に含まれるDHAやEPAは酸化しやすい特徴があるので、刺身などの生の状態で摂取することが
おすすめです。

その他のポイントとしては、油を使う料理を控えめにしたり、油の種類を変えたりすることも効果的です。
例えば、過剰摂取とされるオメガ6のサラダ油をオメガ9のオリーブオイルに変えることです。
オリーブオイルは生でも加熱調理でも使用可能であり、抗酸化力もあるので非常に使いやすいです。

そして、おやつも和洋菓子やスナック菓子ではなく果物がおすすめです。
菓子にはトランス脂肪酸や飽和脂肪酸などが多く含まれており、摂取過多になりやすいため、おすすめできません。
それに対し果物はビタミン・ミネラル・食物繊維などが豊富であり、生で食べることにより「酵素」を摂り入れること
できるので非常におすすめです。



「質の悪い油」については次回書いていきます。



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1日2食の少食で免疫力を上げる?

今回は「1日2食の少食で免疫力を上げる?」というテーマです。







まず初めに、酵素について簡単に説明します。
身体の中に存在する酵素は大きく「消化酵素」「代謝酵素」
に分かれています。


消化酵素とは食べ物の消化などに使われる酵素であり、
代謝酵素とは私たちの生命活動に必要な酵素です。




また、酵素は「消化酵素→代謝酵素」の順で使われます。
そして、体内酵素の絶対量は人それぞれ決まっており
、無限に使えるわけではありません。



そのため、過食の方などは身体が食べ物の消化に手一杯の状態で
あるため、代謝酵素が足りずに身体の不調の招くおそれがあります。


一方、少食により食べ物の消化に必要な消化酵素を節約することが
出来れば、おのずと代謝酵素に回すことができるので、身体の免疫力
は高まり、病気に対する抵抗力や自然治癒力が高まります。









{関連記事はこちら}
[酵素の分類について]
[体内酵素のバランスが健康を左右する?]
[消化酵素を節約するためのポイントは?]

「ファスティング」で心掛けたいことについて。 

以前に何度か「ファスティング」(半断食)について紹介
させて頂きましたが、今回はそのファスティングの際に
心掛けてもらいたいことを少しまとめて書きたいと思います。







①生野菜や果物を取り入れた
ファスティングを意識すること。







酵素栄養学の考え方からすると、酵素の全くない食材での
ファスティングは良い方法とは言えません。


というのは、ここでいうファスティングの目的は酵素の温存
や臓器の休息により、身体の老廃物や毒素の円滑な排出です。


そのため、生野菜や果物、発酵食品といった酵素の含まれる
食材を取り入れることが重要
なのです。





②ファスティング中は
早寝早起きを心掛け、
リラックスして過ごすこと。





ファスティング中は、体内酵素が身体の調子を良くしようと
整えてくれるので、生活習慣を整えることが大事なことです。


仮に夜更かしなどの生活習慣やストレスがあると、身体は
大きな負担を受けて、酵素の無駄使いに繋がります。






③ファスティング中は
激しい運動は控えること。






ファスティング中は身体の代謝活動に対して働きかけている
ため、激しい運動に対する働きにはうまく対応していません。


ただし、ウォーキングなどの軽い運動であれば無理のない
程度で行うことは可能です。


もちろん、体調が悪くなった場合はすぐに止めるようにして下さい。





④ファスティング前日や
終了直後に、消化の悪い
食事は避けること。





ファスティング中は消化器官が休息状態になるため、前日や終了日
に消化の悪い食事をしてしまうと消化器官に過度な負担がかかります。


なので、お粥や味噌汁、野菜や果物のすりおろしなど消化の良いもの
を食べるようにして、徐々に普通食に戻していくことが大事です。





以上、簡単にですがファスティングの際に心掛けたいことを
まとめてみました。





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[ファスティング・デトックスプログラムについて]
[ファスティングでのポイントとなる補食について]
[食事で酵素を取り入れるためには?]
[早寝早起きを心掛けるわけとは?]

[加熱食による酵素不足について]

[半断食を行う目的とは?]
[果物を食べるのが良い理由とは?]
[すりおろしによる酵素の活性化について]



病気の予防のための生活習慣について ~悪しき生活習慣を変えていく~

前回、ガンの発生に関わる大きな要因として
「タバコ」と「食事」について書きました。




今回は、ガンなどの病気予防の生活習慣について
書いていきたいと思います。


予防法として高い効果がある
ものが「適度な運動」です。

手軽に行えて、効果的な
ものとしてはウォーキング
が挙げられます。


ゆっくり行っても十分効果的ですが、可能であれば少し
早足で歩幅を大きくして歩くとより効果が上がります。

またウォーキングの際に荷物を背負ったり、足に重りを
つけたりするなど、身体に負荷をかけることも効果的です。


このウォーキングは有酸素運動であるので、メタボリック
症候群といった様々な生活習慣病の予防にも繋がります。

さらに、運動することによって骨や筋肉を鍛えることや、
心肺機能を高めること、新陳代謝の向上などの効果も期待
できます。



そのため、「運動するという習慣」を身に付けることが
重要なこと
なのです。





次に予防に効果的なことと
して、「早寝早起きの習慣」
が挙げられます。




以前、人間の生理リズムについて書きましたが、午後8時~
午前4時の時間帯は「吸収と代謝の時間」
であり、この
時間帯は新陳代謝が行われるため、しっかり睡眠をとる
ことで疲労回復や身体の老廃物や毒素の排出などに影響
してきます。




こうしたことから、ガンの発生要因を防ぐ意味での「禁煙」
「食生活の見直し」に加え、予防策である「適度な運動」
「質の高い睡眠」などを実施することで、ガン発生の
リスクを下げることが可能となります。

こうした生活習慣は、ガンだけではなく他の病も予防する
効果があります。

さらに身体の代謝にも関わってくるので、結果として酵素の
無駄遣いを減らし、私たちの体内酵素の温存に繋がってくる

のです。


これらの生活習慣と逆の生活をしている方は、少しずつでも
生活習慣を変えていく努力をしていくことが、病気の予防と
なり、健康へと繋がっていくのです。






{関連記事はこちら}
[運動不足は冷えを招く?]
[生理リズムの3つの時間帯とは?]
[酵素の分類について]
[早寝早起きで質の高い睡眠をとる?]
[睡眠の質を高めるためには?]




ガンの主な発生要因は「タバコ」と「食事」? 

ガンは現代社会において、3人に1人が発症しているといわれる、
もはや国民的病気と言っても過言ではないほどの病です。




そんな病であるガンの原因として挙げられるものが「タバコ」です。



このタバコの煙には、発ガン性
物質を含む数百種類の
有害物質
が含まれています。





そのため、喫煙者の発ガンリスクは非喫煙者と比較すると
数倍~数十倍も高くなるとされています。


また、タバコと聞くと肺ガンというイメージをお持ちの方も
多いと思います。

確かに肺ガンのリスクは高まりますが、そのリスクは肺だけ
ではなく、胃ガンや食道ガン、大腸ガンといった他の箇所への
リスクも大幅に高まるのです。





そして、意外と思われる方もいるかもしれませんが、タバコと
同程度にガンの発生要因に関わってくるものが「食事」なのです。



特にタンパク質の過剰摂取は
ガンとの関連性が強く、肉や魚、
などの動物性タンパク質を
たくさん食べる方は注意が必要
です。







これらの食材は大半が加熱調理を
必要とします。

加熱調理されたものは酵素が失活
しているため、消化に大きな負担
かかることで消化不良を引き
起こします。




この消化不良は身体に様々な悪影響を及ぼし、発ガンのリスクも
高まります。




発ガンリスクを低くするためには、このようなガンを発生させる
生活習慣を改善することはもちろんのこと、ガンの予防に効果が
あるとされる生活習慣を身につけるということも、健康を守るため
には欠かせないことです。


ガン予防の生活習慣については次回に書いていきます。





{関連記事はこちら}
[タバコによる身体への影響について]
[加熱食中心の生活に注意?]
[消化不良は身体にとって危険な状態?]
[動物性食品と植物性食品の食べるバランスについて]
[肉や魚は毎日食べる必要はない?]
[酵素不足により引き起こされる病とは?]
[暴飲暴食しない食事を意識することについて]

野菜や果物は「すりおろし」にするとよい? ~すりおろしによる酵素の活性化~ 

これまで、生の野菜や果物を食べることで「酵素」を
身体に取り入れるということを話してきました。

もちろん、そのまま食べること自体は正しいのですが、
今回はその効果をさらに高める食べ方を紹介したいと
思います。




その方法とは「すりおろす」ということです。

野菜や果物などをすりおろすことで酵素は活性化されて、
働きが何倍にもなる
ということが最近の研究でわかって
きたのです。


「すりおろす」というと、
代表的なものとして大根や人参、
山芋や蓮根、ニンニクや生姜、
バナナやりんごなどがあります。


他に玉ねぎやじゃがいも、キャベツなどの野菜もおすすめです。


すりおろした野菜はそのまま食べてもいいのですが、
ドレッシングに合わせたり、冷製スープとして食べる
など少し調理方法を工夫してみるのも良いと思います。



また、「すりおろし」は野菜や果物の細胞膜が壊れることに
よって、中の酵素が摂れやすくなるため、消化のための酵素
の浪費が抑えられたり、消化自体もよくなるという利点が
あります。


こうした利点から、病気や体調不良などのときには野菜や
果物の「すりおろし」が特におすすめ
といえます。




{関連記事はこちら}
[酵素を食事の中で取り入れるためには?]
[食べ物の組み合わせには意味がある?]
[果物の利点とは?]
[病気や体調不良時の食事はどんなものがよい?]

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