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本当に治療すべき糖尿病とは?

今回は「本当に治療すべき糖尿病とは?」というテーマです。






糖尿病には「本格的な糖尿病」とそうでないものとがあります。

本格的な糖尿病では、
①多尿
②口渇
③多飲

という症状が見られます。


まず、血糖値がすごく高くなると腎臓でブドウ糖が尿中に排泄されます。
これは、高くなったブドウ糖濃度を薄めるため、血液の水分が尿のほうに移行し、尿量が増えるのです(①多尿)。
すると、身体は水分不足になって喉が渇きます(②口渇)。
そのため、また水をたくさん飲む(③多飲)。

こうした悪循環が続くと意識が混濁してきて、命の危険が生じることがあります。

大事な栄養分であり、身体の一部でもある糖分が流出するため、体重もどんどん減り、痩せていきます。
すると、身体の抵抗力が落ち、感染症にもかかりやすくなります。
また、手足が腐ったり(壊死)、目が見えにくくなるなどの合併症も生じやすくなります。


したがって、本格的な糖尿病は治療すべきです。









<参考文献>
このクスリがボケを生む! 〜「ケモブレイン」にならない13の知恵〜
(学陽書房・2019)
著者:近藤誠

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本格的な糖尿病のタイプ

今回は「本格的な糖尿病のタイプ」というテーマです。







本格的な糖尿病はその原因から、2つのタイプに分かれます。

①膵臓から「インスリン」というホルモンが全く分泌されなくなった「1型糖尿病」

人間にはブドウ糖に関係するいくつものホルモンがありますが、血糖値を下げるのは「インスリン」しかなく、インスリンが分泌されなくなると血糖値が高止まりして、免疫細胞が膵臓に攻撃をしかける自己免疫反応が原因として発症します。

そのため、1型糖尿病ではインスリンの定期注射が必要です。



②「2型糖尿病の一部」

これは、長年に渡り、食事や間食で糖分を摂りすぎたために、膵臓からのインスリン分泌が減り、あるいはインスリンの作用が落ちて、高血糖になったケースであり、要するにインスリンが不十分であるわけです。


但し、2型糖尿病は大きく2つに分かれます。

1つ目は、先程の2型糖尿病の一部でこれは治療が必要です。

2つ目は、日本で2型糖尿病と診断されているケースのほとんどである「高血糖状態」です。

いわば「単純高血糖」ですが、これを「2型糖尿病」呼ばわりして、薬を処方する必要性は極めて疑わしいのです。

というのも、単純高血糖を含む2型糖尿病を薬で治療すると寿命が伸びるという証拠がないからです。

逆に、厳格に治療して「理想的な血糖値」を目指すと死亡率が上がることが研究結果として示されています。

日本で「2型糖尿病」と診断されて、インスリンや経口薬で血糖値を無理に下げさせられている人は何百万人もいます。

そういう方々は脳細胞の働きが悪くなって、早死にするリスクが高くなっているわけです。







<参考文献>
このクスリがボケを生む! 〜「ケモブレイン」にならない13の知恵〜
(学陽書房・2019)
著者:近藤誠

低血糖発作が重なると、ボケやすくなる?

今回は「低血糖発作が重なると、ボケやすくなる?」というテーマです。







重度の低血糖発作が起きた場合には、日常生活に復帰できても、発作が起きなかった人たちより2倍程度ボケ(認知症)が生じやすいとされています。

そして、低血糖発作の回数が増えるほど、あとでボケてくる確率も高くなります。



なぜ、このようなことが起きるのか?

推測になりますが、脳がブドウ糖不足になった時、脳細胞が死滅するのでしょう。
そこで、重い低血糖発作や発作の頻発より、死滅する細胞も多くなると考えられます。

さらに、血糖降下剤による低血糖発作は既にボケている人の方が、そうでない人よりも起きやすい。

その理由として、例えば少し前に薬を飲んだことを忘れて、また飲んだりするからと考えられます。







<参考文献>
このクスリがボケを生む! 〜「ケモブレイン」にならない13の知恵〜
(学陽書房・2019)
著者:近藤誠

死亡も引き起こす低血糖発作

今回は「死亡も引き起こす低血糖発作」というテーマです。






身体が低血糖状態になると、全身の調節システムは血糖値を上げるためにアドレナリンなどのホルモンを分泌させます。

その結果、発汗や動悸などが起きるので、これらはいわば「アドレナリン症状」と言えます。


発作というくらいですので、様々な低血糖症状はそれまで何ともなかった人に突然起こります。

その程度は体調や体質の他に、直前に食べたものの内容や量、薬の種類や強さ、食事と薬の間隔など色々な条件に左右されます。


血糖を上昇させるホルモンがちゃんと働いてくれれば、低血糖症状は自然に治り、脳機能の異常も起きないはずです。

しかし、アドレナリン症状だけでは治らず、低血糖状態により、脳の機能が落ちることで意識障害などを引き起こす場合もあります。

そのため、発汗や動悸などに気付いたときには、すぐブドウ糖を補給する必要があります。

 

但し、危険なケースとして重い低血糖発作が生じ、アドレナリン症状の前触れがなく、いきなり意識を失う場合があります。

この場合は状況にもよりますが、死に至る可能性が高いのです。

例えば、一人暮らしでいきなり意識を失う場合や家族がいても1人で寝ていた場合などは亡くなるケースがあります。

また、死は免れたものの脳が回復不能なダメージを受け、「脳死状態」になるケースも少なくありません。







<参考文献>
このクスリがボケを生む! 〜「ケモブレイン」にならない13の知恵〜
(学陽書房・2019)
著者:近藤誠



低血糖状態を作り出す薬は危険

今回は「低血糖状態を作り出す薬は危険」というテーマです。






糖尿病と診断されて、血糖を下げる薬を使っている方は大勢います。

血糖降下剤としては注射薬の「インスリン」が有名ですが、服用薬には「メトグルコ」・「アマリール」・「ジャヌビア」・「グラクティブ」・「アクトス」・「スーグラ」・「フォーシガ」など様々なものがあります。



しかし、血糖降下剤を使うと脳が低血糖状態になることで、ボケたり、脳死したりする可能性があります。

なぜなら、脳がうまく働くためには、大量の酸素とブドウ糖(血糖)が必要だからです。

それなのに、薬で血中のブドウ糖を減らし過ぎると色々な症状が出てきます。

具体的な症状として、
●発汗
●気分不快
●ふるえ
●頻脈
●動悸
●吐き気
●集中力の低下
●目が霞む
●痙攣
●意識障害(昏睡)

などがあり、最悪の場合は死に至ります。






<参考文献>
このクスリがボケを生む! 〜「ケモブレイン」にならない13の知恵〜
(学陽書房・2019)
著者:近藤誠

服薬でいつのまにか、せん妄に

今回は「服薬でいつのまにか、せん妄に」というテーマです。






薬の添付文書の「意識障害」には、具体的症状が書かれていませんが、おそらく「せん妄」がその多くを占めていると思われます。

せん妄とは、意識が乱れ、時間や場所がわからず、独り言を言ったり、不眠、幻視、不穏、興奮などが生じる状態です。

原因となる事柄は、加齢や脳卒中などいろいろありますが、種々の薬で生じることも少なくありません。



H2ブロッカーの場合、大抵は服薬開始から数週間で生じ、断薬すると数日で症状が改善するはずです。

しかし、本人はせん妄症状が起きても自覚しないことがあるため、そのまま薬を飲み続けてしまうことが多いようです。

また、家族も症状は年齢のせいかと思って、薬が原因だと気づきにくいようです。







<参考文献>
このクスリがボケを生む! 〜「ケモブレイン」にならない13の知恵〜
(学陽書房・2019)
著者:近藤誠


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