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ダイエットには運動しながら、鮭を食べよ⁉︎

今回は「ダイエットには運動しながら、鮭を食べよ⁉︎」というテーマです。
 
 
運動をすると、エネルギーを得るために何かを燃やすわけですが、筋肉などのタンパク質が燃えないで、出来れば脂肪が燃えてくれた方がダイエットに良いわけです。
 
しかしながら、「なかなか脂肪が減ってくれない」という方も多いでしょう。
 
そんなときに摂ると良いとされているものが、「アスタキサンチン」なのです。
 
アスタキサンチンとは鮭や蟹、海老などに含まれる赤い色素の成分であり、抗酸化作用が強く、肌のサビ止めとして化粧品に取り入れられています。
 
そして、近年の研究データから運動するときに「アスタキサンチン」を摂取すると、脂肪が燃焼しやすいということが明らかになったのです。
 
アスタキサンチンはメラトニンと同じく、口から摂ると血液脳関門を通過して、脳まで達することがわかっています。
脳に良いことや、目に良いことはわかっていましたが、何とダイエットにも有効なのです。



<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

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肥満は感染する⁉︎

今回は「肥満は感染する⁉︎」というテーマです。
 
 
研究データより、興味深いことがあります。
「Science」誌に2010年に掲載された論文によると、腸の中に細菌を持たない無菌マウスを太っているマウスと一緒に飼うと、太っているマウスの中の腸内細菌が無菌マウスの腸の中に感染し、著しい肥満になることがわかったのです。
 
太ったマウスの腸の中の特徴は「ファーミキューティス属」の腸内細菌が多いことです。
それに対して、痩せたマウスの腸には「バクテロイデス属」という腸内細菌が多いのです。
 
腸内細菌の種類が肥満の要因になることを示した最初の論文でした。
もしかすると、太った家系の人は家族から太る腸内細菌を移されていることが将来わかるようになるかもしれません。
現在、腸内細菌の遺伝子ゲノム解析により、肥満を起こす有望菌種116種類が同定されています。
 
太っている人の腸内に多い「ファーミキューティス属」の菌は、食べたものを過剰に消化し過ぎた結果、食べ物から栄養を吸収し過ぎてしまうことが最近の研究でわかってきました。
 
それに対して、スリムな人に多い「バクテロイデス属」の菌は、過剰に栄養を吸収しないので、痩せやすい体質にしてくれるのです。
 
このように痩せている人の腸の中に住んでいる腸内細菌と、太っている人の腸の中に住んでいる腸内細菌では、個体差があります。



<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

脂肪摂取問題の解決のカギは、玄米?

今回は「脂肪摂取問題の解決のカギは、玄米?」というテーマです。
 
 
脂肪摂取の問題は、日本に限ったことではなく、世界的な問題となっています。
 
2011年にはハンガリーが「ポテチ税」を導入し、デンマークでは同年に「脂肪税」を導入したほどです。
 
●なぜ、食品に税金をかけるのか?
それは、「脂肪を求める欲求」は自分の努力では抑え難い強い欲求だからです。
現在の日本人には、脂肪を美味しいと感じる嗜好、脂肪への欲求が高まり過ぎています。
 
脂肪への嗜好は、「脂肪を食べるほど脂肪を求める気持ちが更に高まる」という悪循環があることがわかっています。
その原因は、食欲や体重をコントロールする中心基地である脳の「視床下部」という場所にあります。
 
脂肪を摂り過ぎると、この視床下部に「メタボリックストレス」がかかり、自律神経のバランスが崩れる悪循環が起こります。
 
●では、この「脂肪を摂ると、更に脂肪を求める」という高脂肪食の欲求(嗜好性)を軽くするにはどうすればいいのでしょうか?
 
その解決のカギは「ガンマ・オリザノール」という成分にありました。
この成分を多く摂ると、脂肪をはじめとする脂っこいものを食べたいという欲求が下がります。
 
マウスの実験では「ガンマ・オリザノール」をエサに混ぜて摂らせると、マウスは高脂肪食を選択しなくなり、体重がぐっと落ちます。
 
この「ガンマ・オリザノール」は玄米に多く含まれています。
玄米には、肥満や糖尿病を改善するものが多く含まれています。

胃を改善し、ダイエットにもメタボにも効く玄米を生活に取り入れることで、自動的にあなたを健康にする生活が始まるのです。


<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

脂肪を多く摂ることによる問題点

今回は「脂肪を多く摂ることによる問題点」というテーマです。
 
 
脂肪を多く摂ると、長く胃に停滞して消化に時間がかかる上に、胃が活発に動かなくてはなりません。
また、脂肪が多い食事は胃の入り口の食道括約筋を緩めてしまうので、胃酸が食道に逆流して胸焼けを生じる「逆流性食道炎」を生じます。
 
現在の日本人は20年前の日本人と比較して、胃酸分泌量が2〜3倍になっており、逆流性食道炎の患者さんが増えているので注意が必要です。
 
また、脂肪を多く摂ると「頭が悪くなる」、つまり記憶力が落ちることがわかってきたのです。
 
さらに、脂肪を多く摂ると死亡しやすくなるようです。
 
例として、沖縄県は30年前には長寿で健康な人が多い県として、内外に知られていました。
1980年まで男女ともに沖縄は日本一の長寿県だったのです。
 
しかし、そんな沖縄の現状は一変しました。
最近の沖縄県は定年前に亡くなる男性の割合が全国1位なのです(女性も5位)。
また、死因別死亡率全国順位で糖尿病で亡くなる人が全国一なのも沖縄県なのです。
 
沖縄県は長期に渡り、脂肪エネルギー比率が全国平均より5%も高いことがわかっています。
このような状態になった原因は、米軍の影響が大きいと思われます。
1960年代には米軍基地の食堂が開放され、ステーキやファストフードなどの米国の食事が広がり、沖縄県民の脂肪の摂取量が1960〜70年にかけて急上昇し、本土よりもずっと脂肪摂取量が増えて、肥満度が増していったわけです。


<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

メラトニンで熟睡、アンチエイジング

今回は「メラトニンで熟睡、アンチエイジング」というテーマです。
 
 
日本人の平均睡眠時間は、約7時間と言われています。
アンチエイジング的には睡眠は7時間がベストで、それより長くても短くても、生存期間が短くなるという報告があります。
 
ただ、残念なことに加齢に伴い、睡眠の質が低下していくことがわかっています。
脳の松果体というところから、メラトニンというホルモンが出て、これが睡眠のリズムを調整してくれますが、年齢とともにメラトニンが出なくなってきます。
特に70歳以上になると、その分泌はピーク時の10%ほどになってしまうことが明らかになっています。
 
このメラトニンは、睡眠のリズムを整える以外に、ビタミンEの数倍の抗酸化力(身体をサビから守る力)を持っており、活性酸素を直接消去する効果があるのです。
これは、睡眠の質を向上させ、アンチエイジングの大きな切り札の1つです。
 
睡眠薬と呼ばれるものは、睡眠中の脳波を変化させてしまったり、依存症が出てしまったりします。
それに対し、メラトニンで得られるのは強制的な睡眠ではなく、自然な眠りなので心地よく満足できる眠りです。
メラトニンが含まれている食品の1つに牛乳があります。寝る前に飲むと良いでしょう。
 
また、睡眠のリズムを作るには朝起きたら、まず太陽の光を網膜に当てることが重要です。
太陽の光が網膜に当たってから、15時間後にメラトニンが出るようにセットされ、その後1〜2時間で眠気が現れるようになります。



<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

フランス人は高カロリー食でも、心筋梗塞が少ないのはなぜ?

今回は「フランス人は高カロリー食でも、心筋梗塞が少ないのはなぜ?」というテーマです。

 

 

突然ですが、「フレンチ・パラドックス」という言葉をご存知ですか?

 

フランス人はフランス料理のような高カロリーで、高コレステロールのものを食べているのに、心筋梗塞になる人が少ないのです。

それは、フランス人がレスベラトロールを含んだ赤ワインをたくさん飲むからではないかと言われているのです。

 

※レスベラトロール:抗酸化作用で注目されているポリフェノールの一種

 

 

世間で悪者扱いされているコレステロールですが、一方でコレステロールの極端な下げ過ぎは身体に良くないことがわかっています。

 

では、なぜ下げ過ぎが良くないのでしょうか?

 

コレステロールを下げる薬は、コレステロールが作られるのをブロックします。

しかし、それと同時に身体のエネルギーを燃焼させるコエンザイムQ10の生成を抑えてしまうのです。

 

ただでさえ、加齢とともにコエンザイムQ10は不足していきます。

特に心臓において下がっていき、心臓の収縮力を抑えてしまうのです。

コレステロールの下げ過ぎが良くないのは、こうした理由です。

 

コレステロールを下げることは、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞の予防や再発防止に重要ですが、下げ過ぎるとエネルギー不足となるので要注意です。




<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

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