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心得30 コンブやワカメを食べ過ぎるとガンになる? ~その②閉経後はコンブやワカメの食べ過ぎに注意?~

今回は「閉経後はコンブやワカメの食べ過ぎに注意?」というテーマです。







コンブやワカメなどの海藻類は、身体に必要なミネラルが豊富
あるため、よく食べられています。


しかし、国立ガンセンターは2012年に「海藻に含まれるヨウ素は
生命維持に欠かせないミネラルだが、摂りすぎると甲状腺ガン発生
の原因となる可能性がある」
と発表しています。

同調査は9府県の40~69歳の女性約50000人を1990年代から
約14年間に渡り、追跡しました。

14年間に134人が甲状腺ガンになり、うち乳頭ガンが113人。
「海藻をほぼ毎日食べる」群が乳頭ガンになるリスクは、
「週2日以下」群と比べると3.81倍となり、
「海藻を週3~4日食べる」群も、2日以下のグループの
約2倍の女性が乳頭ガンになっていました。



閉経前の女性ではリスクの差はありませんでしたが、日本人の
食生活にはもともとヨウ素が豊富なので「過剰」には十分に
気を付ける必要がありそうです。











<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム

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心得31 コラーゲンでお肌はプルプルしない?グルコサミンは膝に直接届かない? ~その①お腹の中でバラバラになってしまうため~

今回は「コラーゲンやグルコサミンは身体に直接届かない?」
というテーマです。






近年、美肌・美白、運動能力向上、関節痛緩和などの効果が
期待されるコラーゲンやグルコサミンなどのサプリメントが
女性を中心に根強い人気を誇っています。


誤解している方が多いのですが、口から摂ったコラーゲンが
肌を直接プルプルさせるわけではなく、グルコサミンが膝に
届くわけでもないのです。


例えば、ゼラチンは100%コラーゲン由来で5g袋にコラーゲン
が4500mgほど含まれています。
もし本当にそれが肌に届くなら、ゼリーを良く食べる人はお肌
が一生プルンプルンに弾んで、100歳になってもシワとは無縁
でいられるはずです。



では、なぜコラーゲンもグルコサミンも目指す部位に直接届いて
くれないのでしょうか?


その理由は食べたものは全て一旦腸の中でバラバラに分解されたり、
血液に入ったりして、アミノ酸や糖の形で利用されるからです。


コラーゲンはタンパク質の一種、グルコサミンは糖の一種。
つまり、サプリでコラーゲンやグルコサミンを摂るということは、
僅かなタンパク質や糖を摂るのと同じことになります。



体内に吸収されたアミノ酸の一部はコラーゲンやグルコサミンに
合成されます。

しかし、コラーゲンは肌だけに利用されるのではなく、
全身のあらゆる組織に存在して、身体や皮膚や臓器の形
を支える構造材の役目をします。
そして年をとると、そのコラーゲン合成能力が低下してきます。
目に見える変化としては肌のハリが失われたり、
保水性が落ちてシワができやすくなります。


グルコサミンも全身の軟骨や結合組織のあちこちにあり、
軟骨細胞を形づくるために最も大切な栄養素の1つです。
そしてグルコサミンも加齢とともに合成能力が落ち、
軟骨のクッションはすり減ると増えないので、膝の痛み
などが出てくるのです。









<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム

心得30 コンブやワカメを食べ過ぎるとガンになる? ~その①野菜は本当に身体にいいのか?~

今回は「野菜は本当に身体にいいのか?」というテーマです。






野菜に含まれるビタミンやミネラルは、生きていく上で絶対に
必要な栄養素
です。
しかし、これらの栄養素は身体の中で作ることができません。
そのため、体外から摂らなければならないのです。


近年、あたかも「ビタミン・ミネラルを何かで補わなければ」
と思ってしまうような警告が世の中に溢れています。

しかし、結論から言ってしまうとバランスよく食事を摂っている
人は、ビタミンもミネラルも足りています。

逆に、健康のためにと思って付け足すのはむしろ「有害」となります。

というのも、ビタミンやミネラルは摂りすぎると中毒症状が出たり、
ガンや心臓病のリスクが高まり、早死にの原因になることがあるからです。





1990年代にフィンランドで大規模な栄養介入試験が行われ、そこには
衝撃的な報告がありました。(フィンランドショック)

男性喫煙者29000人を合成ベータカロテンを与える群とプラセボ(偽薬)群
に分けて、5~8年間に肺ガンになる人を追跡しました。
その結果は予想を完全に覆すものでした。

ベータカロテン群はプラセボ群より、肺ガンの発生率が18%増加し、
肺ガンと心臓病による死も増え、飲まない群より総死亡率が8%高くなりました。
そんな結果を受け、「これを続けたら肺ガン患者を人為的に生むことになる」
と途中で試験が打ち切られています。


一方で、米国ガン研究財団と世界ガン研究基金が各国の500に及ぶ研究論文を
基にまとめた「ガン予防と食生活等の関連」では、野菜や果物をよく食べる
人は肺ガンリスクが減る、と報告されています。


しかし、アメリカのMDアンダーソンガンセンターによる初期乳ガンの治療
をした女性たちの10年がかりの信頼性の高い追跡調査では「野菜、果物、
食物繊維が豊富で極端に脂質の低い食事は、女性の乳ガン再発のリスクを
減らさない。国が推奨する量の野菜を食べている一般グループと比較して、
生存期間も同じ。」という結果が出ました。








<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム


心得29 ビールは1日にロング缶2本までなら「百薬の長」 ~その②アルコールを「百薬の長」にする飲み方~

今回は「アルコールを百薬の長にする飲み方」というテーマです。






千葉大学医学部では2000年、脳ドッグを受診した健康な
男女1432人(30~69歳)を対象に「飲酒と脳萎縮の関係」
を調査しました。


下記の4グループに分けてMRI(核磁気共鳴画像法)で調べました。
①飲酒しない
②付き合い程度の飲酒
③日本酒換算で1日2合未満の飲酒
④毎日2合以上の飲酒


そして、前頭葉とクモ膜の隙間を次の基準でチェック。

2ミリ以下:脳萎縮なし。
3~5ミリ:軽度脳萎縮。
6~8ミリ:中等度脳萎縮。
9ミリ以上:高度脳萎縮。


すると脳に萎縮があった人は、①②③は24.6%で同率、
④の大酒飲みグループだけが38.2%と明らかに高く、
しかも「中等度以上」の萎縮が目立ちました。

年代別の分析を行って「大酒を飲み続けると、健康な人でも
脳萎縮が実年齢より10年も早く進行する」
ことがわかりました。



[1日のお酒の量の目安]
ビール:ロング缶で1~2本
日本酒:1~2合
ワイン:グラス2~3杯
焼酎:お湯割りで2~3杯


このぐらいの目安で飲むと、ストレス解消効果も含めて
「酒は百薬の長」のことわざ通りに働いてくれるでしょう。







<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム


心得29 ビールは1日にロング缶2本までなら「百薬の長」 ~その①「発ガンバケツ」がいっぱいになると、ガンになる~

今回は「発ガンバケツがいっぱいになると、ガンになる」
というテーマです。






身体をこわすと、医者からは「禁酒・禁煙」と申し渡されます。


まず、タバコはおすすめできません。

近藤氏は「発ガンバケツ」という考え方をもっています。
この考え方は、各々それぞれの容量のバケツを身体に抱え、
そこに発ガンの原因が溜まり、それが溢れるとガンになる

いうものです。

タバコは放射線、農薬などと並んで、明らかにガンを促すもので、
中高年になって、しつこい咳やタン、呼吸困難に悩まされるCOPD
(慢性閉塞性肺疾患)の患者も9割は喫煙経験者です。



一方、お酒は飲みすぎなければ寿命を延ばせるかもしれません。

「酒飲みは高血圧」というイメージがありますが、実はお酒を
飲むと血管が拡張して、血圧は一時的に下がります。
ストレスで怒っているときにお酒を飲むと、気が楽になったり、
緊張がほぐれたりするのも血管拡張効果と考えられます。

米国ガン学会は「虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)の危険度は
飲酒量に関わらず、飲まない人よりも飲む人の方が低く抑えられる」

と発表しています。


但し、飲みすぎは厳禁です。
過度の飲酒は肝臓だけでなく、脳へのダメージも大きいからです。

人間の脳は年をとると少しずつ縮んで、最大15%ほど萎縮して
前頭葉とクモ膜の間に1センチ前後の隙間ができます。

脳が萎縮すると脳の細胞が減るので、物忘れが多くなり、アルツハイマー病
などの認知症、記憶障害、うつ病に繋がることもあります。







<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム

心得28 ピンピン100歳への身体作りは「毎日卵と牛乳」から。 ~卵と牛乳は完璧な天然サプリ~

今回は「卵と牛乳は完璧な天然サプリ」というテーマです。






私たち人類は大昔から鳥の卵を食べ、山羊や牛の乳を飲んで
貴重な栄養源にしてきました。


実際に卵や牛乳は20種類以上のアミノ酸を含む、滋養豊富な食品
であり、簡単においしく食べることができます。

牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしたり下痢をしてしまう「乳糖不耐性」
の人は、発酵食品であるヨーグルトやチーズなどを食べてみて下さい。




◎卵はとりわけ半熟状態で消化がとても良く、離乳食や病人食にも最適
 であり、ビタミンC以外の主要な栄養素を全て含み、必須アミノ酸の
 組成も十分です。
 卵黄には脳・神経組織を作るために不可欠なレシチンも豊富です。

◎牛乳も重要な栄養素をバランスよく含み、必須アミノ酸の組成も理想的
 であり、カルシウムの含有量は全食品のトップクラスです。



人間の身体の20%はタンパク質で、それを形成するアミノ酸は20種類。
そのうち、体内で合成することができない9種類が「必須アミノ酸」で、
1種類でも欠けると骨や血液、筋肉などの合成ができなくなって、栄養
障害につながるおそれがあります。



人気のアミノ酸サプリは、20種類のアミノ酸を1つ1つ工業的に作って
配合したものであり、便利なものではあると思います。

しかし、卵と牛乳を毎日食べて飲んでいれば十分摂取できるので、
そうした意味ではこれほど完璧な天然サプリはないでしょう。




100歳になっても自立して「服を着る」・「トイレに行く」など、
身の回りのことを自分でできる人に共通する食生活の特徴として、
「タンパク質をしっかり摂っている」ということが挙げられます。








<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム

きばこ酵素風呂

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