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ガンには定義がない?

今回は「ガンには定義がない?」というテーマです。
 
 
 
良く耳にする「ガン」という言葉。
実はガンには「定義」がありません。
 
「ガンとは何か?」を言葉で表すことができないのは、ガンの個々の性質の違いによって統一的に表現することができないからなのです。
 
 
では、どうやって診断をしているのか?
 
「病理医」という医師たちが、細胞や細胞の集まりである組織をガンと診断すると、その病変は「ガン」になります。
つまり、細胞や組織の「顔つき」から「ガン」か「良性」かを判断するわけです。
 
しかし、例えるとこれは人の「人相」を見て「性格」を占うことと一緒です。
人間社会には人相が悪い人たちがいますが、彼らは善人と悪人とに分かれます。
そのため、「人相」を理由に「悪人」と決めつけられて刑務所に入れられることはありません。
 
ところが、医療の世界では細胞や組織の「顔つき」から「ガン」や「悪者」と決めつけられ、臓器の死刑(切除術)が実施されるのです。
その結果、いろいろな問題が生じます。
 
胃ガンを例にとると、日本で「早期胃ガン」と診断される病変が欧米では「良性」と診断されたりします。
 
また、本質は「単なる炎症」である病変が「胃の悪性リンパ腫」や「子宮頸がん」と診断されることも頻発しています。



<参考文献>
もう、がんでは死なない ~二人に一人ががんになる時代の最高の治療法~
(マガジンハウス・2020)
著者:近藤誠

酵素風呂「きばこ」より。 今年もよろしくお願い致します。

新年明けましておめでとうございます。
2022年、今年も酵素風呂「きばこ」をよろしくお願い致します。


今年も寒い日が続いています。
そんな中、「少し寒いけど、我慢すれば大丈夫」とお思いの方は要注意です。

身体は「冷え」に対して敏感です。
ほんの少しの冷えでも、身体にとっては大きな影響を与えます。


そのため、身体をしっかり温めるケアが必要となってきます。
防寒対策はもちろんのことですが、「酵素風呂」に入るということも身体を温める選択肢の1つだと思います。


身体の芯から温まることができる「酵素風呂」をぜひ体感してみてください。


酵素風呂「きばこ」は今年も皆様の「健康」に携わり、お手伝いをさせて頂きたいと考えております。



酵素風呂「きばこ」より。 今年も1年お世話になりました。

今年も昨年に続き、「コロナ」の年に感じる1年でした。
しかし、少しづつではありますが、日常生活が戻ってきたような1年でもありました。

ただ、まだ終息というわけではないので、この先も気を緩めずに感染防止に徹底していくことが大事なこととなります。


そして、酵素風呂「きばこ」は今年開店14周年を迎えました。
これも偏に皆様のご愛顧によるものであり、心より感謝しております。

酵素風呂「きばこ」では、引き続き、コロナウイルス対策として予防対策としての「マスク着用」や店舗内の「消毒」、各部屋の定期的な「換気」を毎日徹底しております。

[きばこ酵素風呂の新型コロナウイルス予防対策]



来年も酵素風呂「きばこ」をよろしくお願い致します。
きばこ酵素風呂

ガンの性質の違い

今回は「ガンの性質の違い」というテーマです。

 

 

 

ガンの性質については、そのケースによって異なります。

一概に「ガン」と診断されても、

●他の臓器に転移するもの、転移できないもの

●周囲の組織や臓器に浸潤するもの、できないもの

●ガン細胞の分裂が速いもの、ゆっくりなもの

といったように性質が違うのです。

 

このように性質が異なるのは、個々のケースでガン細胞が持つ「変異遺伝子」の組み合わせが異なるからです。

 

そして、ガン細胞が分裂していくとき、「変異遺伝子」の組み合わせは(子孫の細胞に)受け継がれていくので、一度獲得した性質は変わりません。

 

例えば、転移できない性質であれば、細胞分裂を、重ねていっても、最後まで転移できないことになります。

 

なお、性質が異なるものが全て「ガン」とされているのは、性質の違いを診断する方法がないからです。




<参考文献>
もう、がんでは死なない ~二人に一人ががんになる時代の最高の治療法~
(マガジンハウス・2020)
著者:近藤誠


医療は発ガン率を上昇させる?

今回は「医療は発ガン率を上昇させる?」

 

 

 

医療の進歩により、様々な治療法が確立されてきました。

 

しかし、治療行為の中には「変異遺伝子」を生み出し、「発ガン率」を上昇させるものがあるのです。

 

そして、発ガン率が高いのは種々の「ガン治療」行為によるものです。

 

例えば、「抗ガン剤」の多くは遺伝子を傷つけることにより、「ガン細胞」をやっつけようとしますが、同時に「正常細胞」の遺伝子をも傷つけてしまい、「変異遺伝子」を生み出してしまうのです。

 

そのため、患者さんが(ガンや治療によって死なずに)生き続けると、発ガン率が上昇します。

 

そして、抗ガン剤は全身くまなく行き渡るため、どの部位に「ガン」が出来ても不思議ではありません。

 

 

また、放射線治療も(患者さんが生き続ければ)「発ガン」の原因となり、「放射線発ガン」とか「放射線誘発ガン」などと呼ばれます。

 

発ガンする部位は放射線をかけた範囲とその周辺に限られますが、遺伝子を傷つける力は(抗ガン剤より)強いので、発ガンの可能性はかなり高いと言えるでしょう。




<参考文献>
もう、がんでは死なない ~二人に一人ががんになる時代の最高の治療法~
(マガジンハウス・2020)
著者:近藤誠


ガンになる人とならない人

今回は「ガンになる人とならない人」というテーマです。

 

 

 

世の中にはガンにならない人もいれば、なる人もいます。

その違いは何なのでしょうか?

 

それは、変異遺伝子が生じる「原因」によって説明することができ、原因は3つあります。

 

 

原因①「遺伝」

両親から受け継いだ遺伝子の中に「ガン化」を起こしやすい変異遺伝子が紛れ込んでいることがあるのです。

 
 

原因②「環境や生活習慣」

環境中にある「放射線」や「農薬」、排気ガスなどの「大気汚染物質」、生活習慣である「喫煙」などの影響で遺伝子が傷つき「変異遺伝子」が生まれるのです。

これらを「発ガン物質」と呼びます。

 

また、意外かと思われますが、種々の医療行為や「サプリメント」なども「発ガン物質」になり得ます。

有名な例を挙げると、CT検査などで用いられる「放射線」と「抗ガン剤」です。


 

原因③「遺伝子の複写ミス」

身体の各細胞に備わる(2万個からなる)「遺伝子のセット」は細胞が分裂する時にコピー(複写)され、2つ生じる「娘細胞」のそれぞれに受け渡されます。

この遺伝子セットがコピーされるときに「複写ミス」が起きやすく、「変異遺伝子」が生じるのです。





<参考文献>
もう、がんでは死なない ~二人に一人ががんになる時代の最高の治療法~
(マガジンハウス・2020)
著者:近藤誠


ガンが発生するメカニズム

今回は「ガンが発生するメカニズム」というテーマです。

 

 

 

人の身体には37兆個もの細胞が存在します。

 

それぞれの細胞は約2万個の遺伝子を持っており、人が生きていく間にそれら遺伝子の一部が変化して「変異遺伝子」になります。

 

遺伝子は「タンパク質」を合成するための「設計図」であるので、変異遺伝子を設計図として、今まで存在しなかったタンパク質「変異タンパク質」ができます。

 

 

人が年をとるにつれ、各細胞に(変異遺伝子と)変異タンパク質が増えていきます。

 

そして、ガン細胞に相応しい「種類」と「数」の変異タンパク質が揃うと、正常細胞は「ガン細胞」に変わるのです。

これを「ガン化」ないしは「発ガン」と呼びます。





<参考文献>
もう、がんでは死なない ~二人に一人ががんになる時代の最高の治療法~
(マガジンハウス・2020)
著者:近藤誠


日本人は世界一の病院好き? 

今回は「病院好きの日本人」という題で書いていきたいと思います。



{事例}
インフルエンザのワクチンを打ったところ、体調不良になり、病院に運び込まれた方がいました。

診てもらったところ、体調不良の原因はワクチンであり、その方は「もう打たない」と言いました。

ところが、翌年のことです。
その方が今年もワクチンを打ったというのです。


そんなバカな話と思う方もいるでしょうが、実際にあった話なのです。

なぜ前回、体調不良になったにも関わらずに今回もワクチンを打ってしまったのでしょうか?

定期健診やガン検診など、国からの様々な奨励もあるせいか、皆律儀に受診しています。
また、みんなもやっているから自分もそうするといった、妙な集団行動に駆られたりすることで打ってしまったりしています。


そして、何かあっても病院に行けば大丈夫と思い、あまり深く考えることなくワクチンを打ってしまって、また医者にかかるという悪循環に知らず知らず陥ってしまっているのです。

大事なことは安易に病院に行くことではなく、自分の状況などをよく把握して行動するということです。


このように日本人は何かあるとすぐに病院に行き、医者に診てもらうという方が多い傾向にあります。

ある統計では、日本人は平均月1回以上病院に行っており、先進国の平均と比較すると2倍以上という結果でした。

そうした意味で、日本人は世界一の病院好き国民と言っても過言ではないでしょう。



薬はリスク

今回は「薬はリスク」というテーマです。



 

これまで、薬について様々な話を書いてきました。

 

そんな怖い薬を、人々はどうして気軽に飲むのでしょうか?

 

動機はともかく、脳が命じるままに飲んでしまっていることが考えられます。

 

つまり、人の「意識」が薬を飲んだ方が得だと計算しているのでしょう。

薬によって、身体は調子が良くなり、脳の働きもよくなるはずだと。

 

 

しかし、健康な人や元気な人はそれ以上は健康にも元気にもならないのです。

 

というのも、今の状態は身体が細心の注意を払って時々刻々ベストの状態に調整している結果であり、ベストなものをそれ以上良くすることはできないわけです。

 

 

思うに、ケモブレインは身体の意識に対する復讐でしょう。

 

実際は身体の一部である脳があってこその「意識」であるのに、意識が自分が一番偉いと思い、身体の調節機能を信じず、自分勝手な判断で薬を飲むことを決めてしまう。

 

それを忌々しいと思った身体は、自己調節を放棄して薬に委ね、ケモブレインが生じても見ぬふりをする。

 

そういうことなのだと思います。

 

 

なので、ケモブレインやその他の副作用を避けるには薬に近づく前にもっと自分の身体を信じるべきなのです。

 

くれぐれも薬は最初の一錠に手を出さないようにしましょう。








<参考文献>
このクスリがボケを生む! 〜「ケモブレイン」にならない13の知恵〜
(学陽書房・2019)
著者:近藤誠


薬による副作用が新たな薬を呼ぶ

今回は「薬による副作用が新たな薬を呼ぶ」というテーマです。

 

 
 

薬には副作用があります。

 

そして、薬を飲むことで副作用の症状が出て、それを医師に訴えると別の薬が処方されます。

 

また、体調が変わらなくても血液検査の値が上昇することもありますが、その場合にも別の薬。

このようにして、雪だるま式に薬が増えていきます。

 

 

しかし、こうしたケースでは飲んでいる薬を全部一度やめていいのです。

 

大抵の場合、飲み続けた方がいい薬は見たことがなく、やめた方がいい薬ばかりなのです。








<参考文献>
このクスリがボケを生む! 〜「ケモブレイン」にならない13の知恵〜
(学陽書房・2019)
著者:近藤誠


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