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20種類以上の白い粉で明太子は作られている?

今回は「20種類以上の白い粉で明太子は作られている?」というテーマです。

 

 

タラコをさらに加工して作る明太子となると、味付けと保存のために、さらに多くの添加物が投入されるのです。

種類の数で言えば、合計で20種類以上は使われているでしょう。

 

特に「化学調味料」の量は、明太子以上のものはないと言われています。

 

みんなが「美味しい」と言って喜ぶタラコや明太子、それは化学調味料の味なのです。

いわば、添加物の味を食品の味だと思って食べていて、化学調味料を「美味しい」と言って喜んでいるのです。

 

 

 

※写真を添付

 




<参考文献>
食品の裏側 〜みんな大好きな食品添加物〜

(東洋経済新報社・2005)

著者:安倍司

添加物で、低級タラコがあっという間にピカピカの高級品に変身?

今回は「添加物で、低級タラコがあっという間にピカピカの高級品に変身?」というテーマです。

 

 

明太子はタラコを原料として作られます。

タラコは硬くて、色のいい物が高級品とされますが、これは添加物でどうにでもなります。

 

ドロドロに柔らかく、粒がない低級品のタラコでも、添加物の液に一晩漬けるだけで、たちまち透き通って赤ちゃんのようなツヤツヤ肌に生まれ変わります。

身も締まって、しっかりした硬いタラコになるのです。

 

添加物屋はたくさん添加物を売るべく、「リン塩酸」や「亜硝酸」、「有機酸塩」などを数種類ブランドして、着色料や身引き締め用、品質改良用などと用途別に販売します。

 

製造者も「目的」だけを求めて、内容をよく知らないままにそれらの添加物を使用していたりするのです。




<参考文献>
食品の裏側 〜みんな大好きな食品添加物〜

(東洋経済新報社・2005)

著者:安倍司

ドロドロのくず肉が30種類の添加物でミートボールに甦る?

今回は「ドロドロのくず肉が30種類の添加物でミートボールに甦る?」というテーマです。

 

 

そのミートボールは、スーパーの特売用商品として、あるメーカーから依頼されて開発したものでした。

 

依頼の発端はそのメーカーが、「端肉」を安く大量に仕入れてきたことでした。

端肉というのは、牛の骨から削り取る肉とも言えない部分。

 

この状態のままではミンチにもならないし、味もないため、とても食べられる代物ではありません。

しかし、「牛肉」であることには間違いなく、安いのです。

 
 

そんな「端肉」を食べられるものにするにはどうしたらいいのか?

 

まず、安い廃鶏(卵を産まなくなった鶏)のミンチ肉を加え、さらに増量し、ソフト感を出す為に、「組織状大豆たんぱく」というものを加えます。

これは「人造肉」とも言われ、今でも安いハンバーグなどには必ず使われています。

 

これで肉のベースは出来ましたが、このままでは味がありませんから、「ビーフエキス」「化学調味料」などを大量に利用して味をつけます。

歯触りを滑らかにするために「ラード」や「加工でんぷん」も投入。

 

さらに、機械で大量生産する作業性をよくするため、「結着剤」「乳化剤」も入れます。

 

他にも、色を良くするために「着色料」、保存性を上げるために「保存料」「pH調整剤」、色褪せを防ぐために「酸化防止剤」も使用。

 

これでミートボール本体が完成しました。

 

これにソースとケチャップを絡ませれば出来上がりなのですが、このソースとケチャップもいわゆる「市販」のものは使いません。

コストを抑えるために添加物を駆使して、「それらしいもの」を作り上げるのです。

 

氷酢酸を薄め、カラメルで黒くし、「化学調味料」を加えて「ソースもどき」を作り、トマトペーストに「着色料」で色をつけ、「酸味料」を加え、「増粘多糖類」でとろみをつけて「ケチャップもどき」を作り上げます。

 

このソースをミートボールに絡めて真空パックに詰めて、加熱殺菌すれば「商品」の完成です。

 

それは本来ならば廃棄となるくず肉に、添加物を種類にして2030種類は使用して、「食品」に仕立て上げた。

もはや「添加物の塊」と言っても過言ではないものです。




<参考文献>
食品の裏側 〜みんな大好きな食品添加物〜

(東洋経済新報社・2005)

著者:安倍司

食品添加物は魔法の粉?

今回は「食品添加物は魔法の粉?」というテーマです。

 

 

食品添加物を使えば、「食品を長持ちさせる」・「色形を美しく仕上げる」・「品質を向上させる」・「味を良くする」・「コストを下げる」といった利点があります。

面倒な工程や技術など不要で、実に簡単に一定の品質のものが出来てしまうのです。

それが食品添加物の「光」の部分です。

 

しかし、「光」があれば必ず「影」があります。

便利なものを使うのであれば、その後ろにある「影」も一緒に引き受けなければならないのです。

 

それは食品添加物の人体への害悪・毒性であったり、それ以上に恐ろしい問題として、添加物が食卓を崩壊させるといったこともあります。

それが食品添加物の「影」の部分です。




<参考文献>
食品の裏側 〜みんな大好きな食品添加物〜

(東洋経済新報社・2005)

著者:安倍司

食品添加物の危険性だけを騒いでも意味がない?

今回は「食品添加物の危険性だけを騒いでも意味がない?」というテーマです。
 



添加物の毒性に注目して、その危険性のみを取り沙汰する動きが一部にあります。

 

例えば、「ソルビン酸は危険だ」、「合成着色料は発ガン性がある」など、添加物の毒性のみを主張する動きです。

 

もちろん、添加物に毒性はないのかといえばそんなことはありません。

毒性も確かに考えるべき問題ですし、安全性が完全に証明されていない添加物が使われているといった現状も確かにあります。

 

しかし、添加物の「害悪」と言うけれども、私達は間違いなく添加物の「恩恵」も受けているのです。

 

例えば、自分で作れば2時間かかるものが、加工食品を使えば5分で出来る。

本来ならすぐに腐ってしまうはずのものが、長持ちして食べられる。

忙しいときなどには、加工食品を使えば楽に簡単に食事が用意できる。

 

そんな「手軽さ」や「便利さ」は食品添加物があってこそのものです。

 

そうした添加物の「光」の部分を享受しながら、「影」の部分だけを責めても意味がありません。

それに、これほど添加物があらゆる食品に使われている現在、それを全くとらないのは現実問題としても不可能です。

 

こうした現状の中、「添加物は毒だ」と騒いでも、何の問題解決にもならないのです。

それに「添加物=毒性」という単純な図式しか頭にないと、計り知れない大きな問題を見逃すことにもなるのです。




<参考文献>

食品の裏側 〜みんな大好きな食品添加物〜

(東洋経済新報社・2005)

著者:安倍司


食品の裏側 〜どう食品が作られているか誰も知らない〜

今回は「食品の裏側 〜どう食品が作られているか誰も知らない〜」というテーマです。

 

 

ほとんどの人は、自分が食べている「食品」がどのように作られているか知らないことでしょう。

 

例えば、普段コーヒーに入れているミルクが水とサラダ油と添加物だけで出来ていることを知らない。

サボテンに寄生する虫をすり潰して染めた「健康飲料」を飲んでいるとは思いもしない。

「身体のため」と買って食べているパックサラダが「殺菌剤」のプールで何度も何度も消毒されているのを知らない。

美味しいミートボールが大量の添加物を使って再生された廃棄寸前の肉だということなど想像も出来ない。

 
 

このように、私たちは毎日自分の身体の中に入れる「食品」だというにも関わらず、それがどうやって作られていて、その「裏側」でどのような添加物がどれほど使われているのか、ということを何も知らないのです。

ただただ、「一流メーカーが作っているから大丈夫」・「大手スーパーが売っているのだから変なものであるはずがない」。

そう信じて食べているのが現状なのです。

 

 

 

 

<参考文献>

食品の裏側 〜みんな大好きな食品添加物〜

(東洋経済新報社・2005)

著者:安倍司


サンキュー・ノートのすすめ

今回は「サンキュー・ノートのすすめ」というテーマです。

 

 

人生の最後に大切なのは、周囲の人々に「感謝」を伝えることだと思っています。

 

これまで、苦楽を共にしてきた配偶者や子供たちにあなた方と人生を過ごせたことは幸せだったと言葉で伝える。

すると、その場には温かいものが流れ、これまでの人生が走馬灯のように思い出されて、みんなが次々感謝を口にして涙涙となるでしょう。

少し面映ゆいけれども、素直になって感情を解き放つと、後に残された人々の心の中であなたへの思いがいつまでも灯るはずです。

 

家族がいない場合には、親しい友人・知人に感謝を述べるとよいでしょう。

 

また、死期が近づいて本人から言い出すのが難しそうであれば、周囲の方から「私を産んで、育ててくれてありがとう」・「あなたと友達になれたことが私の財産」などと切り出してあげるのもいい。

 

ところで、ガンは亡くなる直前まで意識がしっかりしているので、以上に述べたような会話や交流が可能です。

ところが心筋梗塞や脳卒中だと、その機会を奪われてしまいます。

 

そこで、高齢者と言われる年齢になったら、あらかじめ「サンキュー・ノート」を書いておくことをおすすめします。




<参考文献>
もう、がんでは死なない ~二人に一人ががんになる時代の最高の治療法~
(マガジンハウス・2020)
著者:近藤誠

緩和ケアを上手に使う

今回は「緩和ケアを上手に使う」というテーマです。

 

 
 

緩和ケアというと、末期ガンのケースを思い浮かべることでしょう。

 

しかし、ガンの末期とは言えなくても、重大な症状が出てくることがあります。

例えば、膵臓ガンによる「腹痛」、大腸ガンによる「腸閉塞」やガンが胆管を閉塞しての「黄疸」、あるいはガンからの「大出血」などです。

 

ガンを治療した後も、ガンを放置した場合も、これらの症状が出て生活の質が低下することがあります。

その場合、症状を和らげることが出来れば、身体が楽になって生命力が回復し、より長生き出来るものです。

どのような症状にどのような緩和法を用いるか。

ガンの種類や症状が異なれば、それに適した緩和ケアの方法も違ってきますが、典型的なケースを解説しましょう。

 
 

●痛みがある「膵臓ガン」を例にとります。

腹痛や背部痛が生じて、調べたら膵臓ガンだった場合です。

痛みはガンが膵臓の外に出て、周辺の神経を巻き込み、刺激するために生じています。

そのため、外科医も「手術不能」と言うはずで、鎮痛剤を処方されます。

それと共に担当医は、抗ガン剤治療を勧めてくるはずです。

「腫瘍内科」という、抗ガン剤治療を専門とする診療科に紹介されることもあります。

 

その場合、もし抗ガン剤治療を受けると、ガンが小さくなって痛みが軽減するケースもありますが、少数です。

そして、痛みが軽減した場合にも、抗ガン剤の副作用が出て苦しみますし、命の長さも縮むでしょう。

 

従って、鎮痛剤が効かないケースや、痛みをとって鎮痛剤を止めたいケースでは、副作用がほとんどない「放射線治療」を受けるのが最適です。

ガンの部位に集中的に放射線を照射するため、痛みが取れる可能性は抗ガン剤のそれを凌駕します。

 

しかし、問題が2つあります。

 

1つ目は担当医が放射線治療科を紹介してくれないことが多々あることです。

 

患者さんが「放射線はどうですか?」と聞いても「いや、抗ガン剤で行きましょう」と取り合ってくれないのです。

病院のしきたりとして、担当医が紹介状を書かないと他科を受診することは困難です。

要するに病院の中に見えない壁があり、患者さんだけでそれを突破するのは難しいのです。

 

2つ目は放射線治療のやり過ぎです。

 

膵臓の周囲には胃袋や腸などの重要臓器があり、「過線量」になると消化管の穿孔(=穴が開く)や出血などが生じて落命することさえあります。

従って、放射線治療医と総線量(つまり治療回数)についてよく話し合いましょう。




<参考文献>
もう、がんでは死なない ~二人に一人ががんになる時代の最高の治療法~
(マガジンハウス・2020)
著者:近藤誠

ガンになった場合の生活術

今回は「ガンになった場合の生活術」というテーマです。

 

 

 

まず結論から言うと、近藤氏はガンの患者さんが長生きするために、本人が出来る特別な方法はないと考えています。

 

十分な栄養を摂って、日光浴を兼ねて散歩をし、仕事や家事に勤しみ、家族や友人と交流して楽しく日々を送る。

これに勝る生活術はないはずです。

 

患者さんたちが願う「ガンの治癒」。

初発病巣や転移病巣が縮小し、消失するケースは確かに存在します。

格式の高い医学雑誌にも、数多くの実例論文が載っています。

但し、「この方法で消えた」と因果関係を明示する論文は皆無です。

 

ガンが増大するか縮小するかは、ガン細胞の「増殖力」と、ガンが育つ「場」である正常組織の「ガンに対する抵抗力」のバランスによって決まると考えられます。

そうだとすると、正常組織の抵抗力を落とさないようにすることが大事です。

 

この点、インターネットなどでは抵抗力を落とすような方法ばかりが囃し立てられています。

ことに食事療法です。

玄米菜食、ゲルソン療法、糖質制限などに共通するのは、真面目に取り組むと体重が減って激やせすることです。

 

実行されている人たちは「十分食べられないことは、こんなに辛いのだから、きっと効果が上がるはず」と思うようですが、逆効果です。

普通の体格の人が痩せると、正常組織が栄養不足になって、ガンに対する抵抗力が奪われるのです。

 

ですから、普通の体格の人が長生きするためには、体重が減るようなことをしない、というのが重要な心得になります。

他方で、激やせしている方は体重を増やし、ビア樽型の人は体重を落とすことが重要です。




<参考文献>
もう、がんでは死なない ~二人に一人ががんになる時代の最高の治療法~
(マガジンハウス・2020)
著者:近藤誠

ガンと診断されたら...

今回は「ガンと診断されたら」というテーマです。

 



色々と警戒していても、「ガン」と診断されることがあります。

 

そのとき、大病院や専門病院に行くと、初診日に「手術」・「抗ガン剤」などと申し渡され、CT、超音波、PETMRIなどが予約され、入院日まで決められてしまいます。

「まるでベルトコンベヤーに乗せられたようだ」と言われる所以です。

ただ、医師に言われた通りにするのも患者さんの権利・自由ではあります。

 

ほとんどの方は、医師から提案された治療法が妥当かどうかを知りたいはずです。

そういう場合、他の病院で「セカンドオピニオン」(2度目の意見)を得ることが勧められています。

 

しかし、実行しても最初の病院と同じことを言われてしまい、役に立たないことが大半です。

なぜなら、ガン種ごとに各医学会が定めた「治療法のガイドライン」があり、ほぼ全ての病院がそれに従っているので、どこへ行っても同じオピニオンになるからです。

 
 

しかし、ガンの部位によっては「診療科」を変えると、別の意見を聞ける可能性が高くなります。


ガイドラインには、複数の方針が書かれていることがあるからです。

例えば、食道ガンや子宮頸ガンでは、手術の他に「放射線治療」が、肝臓ガンでは手術とは別に「ラジオ波による焼灼療法」がガイドラインに書かれています。

それらは臓器を残せるので、手術よりもガンが暴走しにくく、ベターでしょう。

 

ただ、同じ病院の「診療科」だと、院内の外科医や婦人科医などに遠慮して、治療を断られてしまう可能性があります。

それゆえ、別の病院の「別の診療科」宛の紹介状をもらうと良いでしょう。



<参考文献>
もう、がんでは死なない ~二人に一人ががんになる時代の最高の治療法~
(マガジンハウス・2020)
著者:近藤誠

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