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ガン患者には、風呂に浸からない人が多い?

今回は「ガン患者には、風呂に浸からない人が多い?」というテーマです。

 

 

江田氏によると、ガン診療を行なっていて感じることとして、「ガンにかかる人に、お風呂に浸かる習慣が少ない」ことが挙げられます。

それは、お風呂ではなくシャワー浴の人が多い印象です。

 

シャワー浴では身体を温める効果は低いため、必ずお風呂で身体を温める必要があります。

なぜかと言うと、身体を温めることは抗ガン効果があるからです。

 

しかし、低体温の人が急に高体温の人には変身できません。

なぜなら、人体にはホメオスタシスといって、体温を一定に保つ性質があるからです。

それでも、入浴することで一時的に体温を上げることができます。

 

そこで特にオススメなのが、「酵素風呂」です。

酵素風呂は身体を芯から温めることが出来るので、非常に効果が高いのです。

 

ガン細胞は温度が43度を超えると死滅するため、ガン治療を行っている人はこの温熱療法をおすすめします。(ガンの代替療法の1つです)

 

身体を温めることで「ヒートショックプロテイン」(HSP)というタンパク質が作られます。

HSPは様々なショック(ストレス)によって、細胞のタンパク質が傷ついたとき、それを修復したり、免疫力を高めたりする、重要な役割を果たしています。


<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

ビタミンは「栄養素」ではなく「抗酸化薬」としての考え方

今回は「ビタミンは栄養素ではなく、抗酸化薬としての考え方」というテーマです。
 
 
ビタミンが発見されてから100年以上が経ちました。
そして、ビタミンに対する考え方もだいぶ変わってきています。
これまで、ビタミンと言えば「栄養素」としての捉え方でした。
 
この飽食の時代にあっては、栄養素が不足することはないという考え方があります。
ですから、ビタミンは食事が摂れていれば補う必要がないと考えられてきたのです。
 
しかし、現代においてビタミンは「栄養素」として補うものではなく、身体を酸化から守る「抗酸化薬」として摂るという考え方に変わってきています。
 
人間は酸素を吸ってエネルギーを作っています。
このエネルギーを作る過程で「活性酸素」という細胞毒を作ってしまうのです。
この活性酸素は遺伝子を傷つけ、細胞を老化させてガン化をもたらします。
身体のほとんどの病気に、この活性酸素が関係しています。

 
ビタミンを抗酸化薬として摂るという考え方は、不足するから補うのではなく、身体を「活性酸素」というサビから守る抗酸化物質として多めに摂って、細胞や遺伝子を守ろうという考え方です。



<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

悪夢を見る人は、ビタミンB6が欠乏している?

今回は「悪夢を見る人は、ビタミンB6が欠乏している?」というテーマです。

 

 

悪夢を見る原因として、ビタミンB6欠乏であることがわかっています。

 

ビタミンB6が不足すると、セロトニンやドーパミン、ギャバといった精神安定に必要な脳内物質が根こそぎ作られなくなるので、不安感が強くなるのです。

 

ビタミンB6は、ニンニクや玄米、牛や豚や鶏のレバー、赤身の魚、ひまわりの種やピーナッツなどの種実類に多く含まれます。

夏はビタミンB群のような水溶性ビタミンは、汗とともに失われがちです。

そのため、しっかり意識して摂るように心掛けましょう。

 

 

話は少し変わりますが、ビタミンやミネラルの知識は非常に重要です。

 

例えば、ビタミンB2はダイエットの味方と言われています。

ダイエットは身体の脂肪を燃やし、脂肪の代謝を高めることがカギですが、この代謝を回転させるのがビタミンB2なのです。

また、ビタミンB2は動脈硬化を防ぐ効果もあるので、積極的に摂りましょう。

 

ビタミンB2の多い食品は鯖、ししゃも、鰆、鰻、シジミ、納豆、チーズ、牛乳、卵、レバー、ほうれん草などです。




<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

筋トレは身体に悪い?

今回は「筋トレは身体に悪い?」というテーマです。

 

 

筋トレすると、動脈硬化が悪化して、血管が硬くなるというデータがあります。(独立行政法人国立健康・栄養研究所健康増進研究部部長の宮地元彦氏によるデータ)

このデータによると、数ヶ月の筋トレが14.3%も動脈の硬さを増加させることが示されています。

 

つまり、筋トレで動脈硬化が進んでしまうということなのです。

言い換えると、激しい運動はかえって身体に良くないとも言えるでしょう。

 

勘違いしないでもらいたいことは、筋トレ自体が悪いことではなく、運動するならば運動の強度を落としたマイルドな運動が望ましいと言えます。

また、筋トレをするならば単に筋トレのみ行うのではなく、有酸素運動と組み合わせたトレーニングを行うと良いでしょう。

 

なお、筋トレによる動脈硬化を予防するためには、筋トレをした後にクーリングダウンやストレッチをすると血管が硬くならないことがわかっています。


<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

骨の強さ=骨密度+骨質

今回は「骨の強さ=骨密度+骨質」というテーマです。
 
 
前回、骨の強さは骨密度だけではなく、骨質も重要であるということをお話しました。
 
⚫️骨の強さ=骨密度(70%)+骨質(30%)
 
これを建物に例えると、建物の鉄筋の数(骨密度)だけ増やしても、その鉄筋の上に塗るセメントの質(骨質)が良くないと、建物の強度は上がらないのと同じです。
 
このセメントの質(骨質)の敵が、「ペントシジン」と「ホモシステイン」という老化物質であることがわかっています。
 
ペントシジンは血糖値が高いとできる物質であり、生成されるとこれが骨を傷め、骨質を障害します。
つまり、血糖が高いことは骨にも良くないのです。
 
食後1時間の血糖値を上げないように、食事はまず野菜から食べるようにします。
そして、野菜を食べてから白米やじゃがいも、とうもろこしなどの急激に血糖を上げやすい食べ物(GIの高い食べ物)を食べるようにすることが大切です。
 
血糖は単に平均値を下げることも大切ですが、血糖の変動を小さくすることも重要です。
血糖の変動が大きいことを「血糖スパイク」と言いますが、これによって身体を様々な病気に導くことがわかっています。
特に日本人には食後の高血糖が多いです。
 
※「糖化」といって、人間は血糖が高いとその糖と身体のタンパク質が結合し、タンパク質がボロボロになってしまいます。
 
ですから、食後1時間の血糖値を上げないような食事が非常に重要です。
 
 
さて、この悪玉の「ペントシジン」や「ホモシステイン」を撃退するのが、なんと「葉酸」です。
葉酸を2年間服用し続けると、「ペントシジン」が低下し、骨質が明らかに改善、骨折率が低下したことが証明されています。
 
サプリメントとして「葉酸」を摂ることは骨にも良く、骨の質を保てば寝たきりにならず、アンチエイジングな生活を送ることが出来ます。



<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

女性の寿命は骨密度・骨質が決める?

今回は「女性の寿命は骨密度・骨質が決める?」というテーマです。

 

 

突然ですが、皆さんは骨塩定量(骨密度)検査をしていますか?

中高年にとって、骨のアンチエイジングは重要です。

特に女性にとって骨は、寿命すら決めてしまいます。

 

女性は閉経後、急速に骨粗鬆症が進みます。

一般的に女性は53歳ぐらいで閉経を迎えます。

骨を守ってくれる女性ホルモンが出なくなることで、その後10年くらいの間に、無症状のうちに骨粗鬆症が進み、様々な症状が出てきます。

 

骨粗鬆症が進むと、骨折の頻度が増えます。

特に骨折から寝たきりになる人が多いのです。

さらに寝たきりになると、肺炎などで死亡するリスクが高まります。

実際、寝たきりになってから数年で亡くなるケースが多くあるので、早め早めの対策が重要なのです。

 

以前は、骨の強さは骨密度だけ向上させていけばいいと考えられていました。

しかし、今は骨の質、すなわち「骨質」が重要だということがわかってきています。


<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

胃炎があると、認知症になる確率は2倍になる?

今回は「胃炎があると、認知症になる確率は2倍になる?」というテーマです。

 

 

胃が悪いと、全身に悪影響があることをお話ししてきましたが、今回はその影響の1つとして「ボケやすい」ことについて書いていきます。

 

胃は脳とも関連しており、認知症の人を調査すると胃炎「有」の人が88%に達しました。

一方、認知症でない人は、胃炎「有」が46.7%で大きな差があります。

 

そして、胃炎を治療して2年経過すると、認知機能が有意に改善することがわかっています。

つまり、胃炎は認知症の治療効果に多大な影響を及ぼす可能性があります。

 

この他、胃炎によって鉄欠乏性貧血やリンパ腫、血小板減少性紫斑病など、血液の病気も起こります。

このように胃は、全身の臓器と関連しており、たかが胃炎としか考えていなかった古い医学から転換していかなくてはならないことがわかります。




<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

貧血薬の鉄剤を飲むと、身体がサビて老化する?

今回は「貧血薬の鉄剤を飲むと、身体がサビて老化する?」というテーマです。

 

 

胃炎を改善すると、鉄の吸収率がアップし、貧血の治療をしなくても済むようになる例があります。

というのも、ピロリ菌が鉄を食べて横取りしているからです。

 

女性には生理があり、毎月経血として大量の血液が失われます。

その結果、鉄が不足し貧血が起こる「鉄欠乏性貧血」が生じることがあるため、鉄剤を長いこと飲んでいる女性も多くいます。

 

しかし、アンチエイジングの立場からすると、鉄剤を過剰気味に摂ると、身体を老化させることがわかっています。

鉄は大変サビやすく、フリーラジカルという活性酸素のもとになり、身体をサビつかせてしまうのです。

 

また、鉄はガンを作るもとになります。

ガン細胞は鉄を取り込みますので、ガン患者さんは鉄の制限が必要であり、必要以上に摂り過ぎないことです。




<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

頭痛やじんましん、貧血や眩暈が嘘のように治る方法とは?

今回は「頭痛やじんましん、貧血や眩暈が嘘のように治る方法とは?」というテーマです。

 

 

慢性的な頭痛やじんましん、貧血や眩暈などは、どんなことをしても治らないことがあります。

ところが、これらの症状は胃を整え、胃炎を治すことで嘘のように治るのです。

 

胃はただ食べ物を噛み砕く、筋肉装置ではありません。

胃は身体の一部分というだけではなく、人間全体の健康に深く関わり、その人の人生を決めるカギを握っているのです。

 

繰り返しの話になりますが、日本人の6割の胃には症状のない「胃炎」があります。

胃炎とは、胃の粘膜に白血球が集まってきて、じわじわとした炎症を起こしている状態です。

怖いことに、胃炎があってもほとんどの人には自覚症状がありません。

気付かないうちに進行して、気付いた時には胃潰瘍や胃ガンなど、重大な状態になっていることも多いのです。

 

この胃炎、いつから始まっているかご存知でしょうか?

実は5歳未満の幼い頃から始まっているのです。

生まれた時にはありませんが、それが5歳、遅くとも11歳頃から胃炎が始まるのです。

そんな胃炎が無自覚で何年も進行すれば、意外な病気へと繋がることも多いのです。


<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

あなたの身体は、ビタミンCが効かなくなっているかもしれない?

今回は「あなたの身体は、ビタミンCが効かなくなっているかもしれない?」というテーマです。

 

 

昨今はアンチエイジングブームであり、これからの日本では病気を治療するだけでなく、病気にかかりにくくし、健康長寿を目指す「アンチエイジング医学」というものが必要だと思います。

 

アンチエイジング医学を実践するにあたって、推奨されていることの1つが抗酸化作用を持つビタミンを摂取することです。

酸化とは、簡単に言えば「サビ」のようなものです。

身体をサビから守る物質を積極的に摂ることで、細胞を若々しく保とうという趣旨です。

 

人間は酸素を取り込んで、細胞の中のミトコンドリアという場所でエネルギーを作ります。

このエネルギーを作る過程で、どうしても「活性酸素」という細胞毒が作られてしまいます。

この活性酸素は細胞を傷つけ、遺伝子を傷つけ、老化やガンの原因になります。

この活性酸素を消去してくれる代表が、抗酸化物質であるビタミンCです。

 

 

●しかし、このビタミンCを摂るにもコツがあるのをご存知でしょうか?

 

そのひとつは、運動した直後にビタミンCとビタミンEの抗酸化物質は摂らないことです。

 

運動することで、僅かな活性酸素が作られますが、身体はこの活性酸素を消去しようとして免疫力が高まります。

身体に運動という僅かなストレスを、あえて与えることで身体の免疫力を高めようとすることを「ホルミシス効果」と言います。

 

そのため、運動してせっかく作ったストレスなのに、運動直後にビタミンCとビタミンEの抗酸化物質を摂ると運動した意味がなくなってしまうのです。

また、通常は運動すると血糖が下がりますが、運動時にビタミンCEを摂ると、運動による血糖改善効果もなくなってしまうのです。

 

●ただ、ビタミンCにも落とし穴があります。

それは胃炎があり、胃がペラペラになっている人は、ビタミンCをいくら飲んでも胃の中に分泌されません。

なぜなら、ビタミンCは腸で吸収され、胃液の中に分泌されるのですが、胃炎があると胃液の中のビタミンC濃度が低いままだからです。

 

つまり、胃炎がなければ普通はたくさんのビタミンCが胃液の中に放出され、これが消化器のガンの予防の役割を担っています。

しかし、胃炎があるとあまりビタミンCが胃に分泌されないのです。

 

このように、ビタミンCはアンチエイジング効果のほか、胃ガンを抑える効果もあります。

しかし、胃が整えられていないと、このような効果も発揮されません。

ということは、アンチエイジングの第一歩は胃を整えることになるということです。


<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

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